書評記事

【書評】ソフトウェア開発者の人生マニュアル『SOFT SKILLS』

SOFT SKILLS

今回ご紹介するのは『SOFT SKILLS』というジョン・ソンメズさんが書かれた本。

なぜこの本を手に取ったかというと、私自身エンジニアでありキャリア設計を再度行う際の参考資料として相応しいと考えたからです。

結論、エンジニアとしてのキャリアという枠を超えて今後の人生について再考する良い機会を手に入れることができました。

  • 駆け出しエンジニア
  • 給料に悩むエンジニア
  • フリーランスエンジニア

上記に当てはまる方はぜひ読み進めてください。

『SOFT SKILLS』はあなたが幸せなエンジニアライフを送るための手助けとなり得るはずです。

ハニ太郎
ハニ太郎
それでは本の紹介に移ります♪

『SOFT SKILLS』の概要

『SOFT SKILLS』はソフトウェア開発者の人生マニュアルという副題にもあるように、ソフトウェア開発者がより良い人生を送るための方法をまとめて教えてくれる内容となっております。

以下『SOFT SKILLS』目次。

  1. キャリアを築こう
  2. 自分を売り込め!
  3. 学ぶことを学ぼう
  4. 生産性を高めよう
  5. お金に強くなろう
  6. やっぱり、体が大事
  7. 負けない心を鍛えよう

目次を見てもらえれば分かるように、『SOFT SKILLS』は単なる技術書ではなく、あくまでソフトウェア開発者がより良い人生を送るための指南書という位置付けになります。

『SOFT SKILLS』の感想

本章では『SOFT SKILLS』を読んだ感想や学びについて書き連ねていきたいと思います。

キャリアを築こう

この章ではソフトウェア開発者としてのキャリアの築き方が記されている。

会社との関係を捉え直すこと。これがキャリアの最初にすべきことだ。マインドセットを、雇用契約で縛られた奴隷から、自分自身の事業を経営している事業者に切り替えるのである。

『SOFT SKILLS』では上記のように語られており、私自身この考え方には賛同している。

私を例にとってみよう。私は事実上は会社と雇用関係を結んでいる一社員に違いないが、ソフトウェアを開発するというサービスを提供している事業者とも捉えられる。

事業には目標があり、それを達成するためにサービスの品質を向上させたり、サービスの売り方について考えたりする必要があるだろう。

このように自分の持つサービスを事業として捉えることからキャリア形成は始まり、事業の目標(自身のキャリアのゴール)に向かって歩を進めていけば良いという考え方である。

『SOFT SKILLS』では、その過程で必要となる社交術や面接をハックする方法・専門性の重要さ・出世階段の登り方などのノウハウが記載されている。

専門特化の法則:専門性が高ければ高いほど、チャンスの数は減る。その反面チャンスを獲得する可能性は高くなる。

悲しいことに私にはこの考え方が少し抜け落ちていたように思える。

これまで興味のある分野にとことん手を出してきた私は専門性を持っていない(23歳という若さを考えれば専門性など持っていないことの方が普通に思えるかもしれないが)

しかし、この考え方が抜け落ちたままでは市場競争には勝ち残れず、結局何ができる人なのか?と問われたら考え込んでしまっていたであろう。

  • ウェブ開発スタック
  • 組み込みシステム
  • 特定のオペレーティングシステム
  • モバイル開発
  • フレームワーク
  • パッケージソフトウェア

目指すキャリアと照らし合わせて私という事業の選択と集中を行なっていきたいと思う。

自分を売り込め!

この章はいわゆるマーケティングの話である。

結論、ソフトウェア開発者こそマーケティングにも注力すべきであると思う。

というのも、多くのソフトウェア開発者は既に技術力という武器を有しているからだ。

その技術力という武器の見せ方さえ知ることができれば、現状より良い仕事に携わることができるようになることだろう。

自分のマーケティングとは、自分が送り出しているメッセージや自分が演じているイメージのコントロールの仕方、メッセージが届く範囲の拡大方法を学ぶことだ。

『SOFT SKILLS』では上記の方法論が記載されているので、興味のあるソフトウェア開発者にはぜひ手に取ってもらいたい。

一部記載すると『SOFT SKILLS』ではマーケティングの手段としてブログとTwitterなどのSNSで発信活動をすべきであると書かれている。

幸いあなたがこの記事を読んでいただけていることからも分かるように、私は自身のブログで情報を発信しておりTwitterでも4000人以上の方からフォローしていただいている。

これは大変有難いことであり、自身のマーケティングのために今後もメディアを通じて情報を発信し続けていく予定である。

その他に講演会も自身のマーケティングに役立つと書かれており、機会があればこちらにも注力していけたらと思う。

学ぶことを学ぼう

この章では独学技法について記載されている。

変化の激しいソフトウェア開発の世界では、学習能力が極めて重要になる。じっとしていることを選び、スキルを習得しないソフトウェア開発者は早晩置いていかれ、未来のチャンスをつかみ損ない、過去の陳腐化したシステムの仕事に追いやられる。そのような運命から逃れたいなら、学び方を学ぶ必要がある。

これに対しては反論の余地もないだろう。

『SOFT SKILLS』では、以下10ステップシステムという独自の独学技法を唱えている。

  1. 全体像をつかむ
  2. スコープを決める
  3. 成功の基準を決める
  4. 参考資料を見つける
  5. 学習プランを作る
  6. リソースをフィルターにかける
  7. 使い始められるようにする方法を学ぶ
  8. 遊び回る
  9. 役に立つことができるところまで学ぶ
  10. 教える

これを見ただけではおそらくどういうことか理解できないだろうが、ここで全てを解説してしまうのはネタバラしになってしまうので避けたいと思う。

私もこの10ステップシステムをアレンジした独学技法を用いるようになってから学習効率が向上したので効果はおそらくあるはずだ。

その他の章について

その他の章では、生産性の高め方・お金・身体の大切さ・精神論について語られている。

どの章も役に立つに内容ではあったが、個人的な感想としては各章における他の専門書を読んだ方がベターかなとは思う。

それらについて学ぶ導入としては良かったが、正直『SOFT SKILLS』の内容だけでは不十分だろう(ページの制約上しょうがない気もするが)

それでも全体としては完成度が非常に高く、ソフトウェア開発者にまずおすすめしたい本であることには変わりない。

おわりに

ソフトウェア開発者の人生マニュアルという副題通りの内容であり、冒頭でおすすめしたいと述べた人たちにとっては役立つ本であるに違いない。

また、本記事を読み『SOFT SKILLS』を読みたいと思っていただけたのなら、私としては本記事の目的を果たしたことになるだろう(自身のアウトプットという目的はあなたが本記事を読んでいる時点で果たしている)

ハニ太郎
ハニ太郎
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