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運用/保守を考慮したシステムインテグレーションを心掛けよう!

運用/保守を考慮したシステムインテグレーション

「DevOps」という言葉の流行りからも運用/保守の重要性が伺える昨今、改めて運用/保守を考慮したシステムインテグレーションを心掛ける人の数が増えればと思い本記事を執筆しました。

Aさん
Aさん
システムの運用/保守を考慮することが大切なのは分かるけど一体どういった観点に気をつければいいの?
Bさん
Bさん
そもそもなんで運用/保守についてそこまで考慮する必要があるの?
ハニ太郎
ハニ太郎
本記事を通じて上記のような疑問に答えていくよ♪
本記事の対象読者
  • システムエンジニアになりたての方
  • DevOpsに興味のあるエンジニア
  • 運用/保守の重要性を知りたい方

それでは前置きはこれくらいにして本題である運用/保守を考慮したシステムインテグレーションの説明に入っていきたいと思います。

なぜ運用/保守を考慮したシステムインテグレーションが大切なのか?

結論から申し上げると、クライアントからの信頼を失ってしまうからです。

大別すると以下3つの観点でクライアントから不平不満の声が漏れてしまうことでしょう。

システム運用/保守

クライアントにとってもシステムインテグレーターにとっても、予定・予算通りにカットオーバーするのが最大の目的ではないはずです。

システムがクライアントの期待通りの効果を発揮し、安定稼働し続けることが本来の目的なのだとすると、運用/保守を考慮するのは当然のことと言えるでしょう。

ハニ太郎
ハニ太郎
良いシステムを導入できれば評判も高まり更なるビジネスチャンスにつながるはず♪

システムインテグレーション時に考慮すべきポイント

では、運用/保守を考慮したシステムインテグレーションを行うにはどういった観点に気をつければ良いのでしょうか?

システムインテグレーション時は大きく以下3つの観点に気をつけるべきと言えます。

  • システムの信頼性
  • システムの運用性
  • システムの保守性

システムの信頼性

「システムの信頼性」と言っても以下のように様々な観点で考える必要があるでしょう。

  1. システムの可用性
  2. パフォーマンス
  3. セキュリティ

①システムの可用性

重大な障害や災害に対してビジネスインパクトとコストを考慮し検討した上で、クライアントとの合意を得ることが重要と言えます。

ハニ太郎
ハニ太郎
例えば、金融システムなどがちょっとした障害でいちいち停止していたら大問題だよね・・・。

システムへの信頼性に対する要件やコストとのトレードオフを加味し、信頼性を考慮したアーキテクチャの設計を行なっていきましょう。

②パフォーマンス

業務のピーク時やニュースの影響によるアクセスの急増などを想定した見積もりを実施し、パフォーマンスの実現性を考慮したアーキテクチャ設計を行いましょう。

パフォーマンスについてもコストとのトレードオフを意識することが重要となります。大切なビジネスチャンスを逃してしまうことにも繋がってしまう恐れが。

③セキュリティ

セキュリテイに関するリスクの識別をもとに、作業対象範囲についてクライアントの合意を得た上でアプリケーションのセキュリティ対策を検討しましょう。

法律や企業イメージ、社会的責任、データの価値。その他にもコストとのトレードオフやシステムへのアクセスコントロールなど考慮すべきポイントはたくさんあります。

ハニ太郎
ハニ太郎
セキュリティ対策がガバガバなんてことはないように!

あとはシステムの変化や異常を早期に把握する仕組みを検討し、モニタリングを行うアーキテクチャを設計しておきましょう。

システムの運用性

システム運用の円滑性・容易性、運用に関わる”人”に留意した検討を行いましょう。

まずは運用時における制約事項を考慮した上で、各業務プロセスの「ヒト・モノ・ジカン」を明確にし、実現可能レベルの設計を行うべきです。

ハニ太郎
ハニ太郎
上記の要件を満たすシステムを設計する上で業務分析が大切になるよ♪

また、運用時のコスト削減を考慮し運用担当者に求めるスキルを最小化するために自動化・オペレータレス化などの効率化を図る必要があります。

似たところでオペレーションにおけるシステム操作の簡素化や標準化も考慮しましょう。

システムの保守性

システムは作ったらそれでお終いという訳ではなく、導入後が何よりも重要です。

保守しやすいシステムを構築するためにも、システム処理構造のシンプル化と標準化、統一されたアーキテクチャの採用を意識しましょう。

加えて将来起こり得るビジネス変化に対する要件の洗い出し、優先度付けと対応方針についてクライアントと合意を取っておくことが重要です。

運用/保守の基本について学べる書籍

前章ではあくまで運用/保守を考慮したシステムインテグレーションを行う上で検討すべきポイントをざっくり説明したに過ぎません。

詳しい解説をしようとすると何記事にも及んでしまうため、本章では個人的におすすめしたい運用に関する書籍を2冊ご紹介したいと思います。

運用設計の教科書

システム運用の書籍

1冊目に紹介したいのは『運用設計の教科書』

能率アップのために導入したシステムが、稼働させたらトラブルが多発し、結果としてコスト増や品質の低下を引き起こす……。そんな事態を防ぐための運用設計のノウハウを、ITILベースの運用オペレーションのプロとして定評のある著者らが体系化した一冊。出典:Amazon

当書は『運用設計の教科書』という名前の通りの内容で、運用設計のノウハウが体系的にまとめられている良書になります。

システム開発工程の上流部分を担当する方に特に読んでもらいたい一冊なので、該当する方はぜひ手に取って読んでみてください。

システム運用の基本

システム運用の書籍

2冊目に紹介したいのは『システム運用の基本』

本書は、マンガと解説でシステム運用の「いろは」を楽しく学習できる1冊です。
出典:Amazon

当書はシステム運用を行う側で必要となる基本的なスキルや知識を容易な文章と漫画形式で解説した書籍になります。

運用エンジニア向けの書籍ですが、読んでおいて損はない一冊だと思うので興味のある方は是非手にとって読んでみてください。

【まとめ】運用/保守を考慮したシステムインテグレーション

まとめ
  • クライアントから信頼を得るためにも運用/保守を考慮したシステムインテグレーションは非常に重要。
  • システムの信頼性を確保するためにもシステム可用性、パフォーマンス、セキュリティなどについてしっかり考慮しよう。
  • システムの運用性を確保するために業務分析、オペレーションの省力化を考慮しよう。
  • 保守しやすいシステムを構築するために統一されたアーキテクチャの採用、処理構造のシンプル化と標準化を意識しよう。

繰り返しになりますが、本記事はあくまで運用/保守を考慮したシステムインテグレーションを行う上で検討すべきポイントをざっくり説明したに過ぎないので、詳細は記事内で紹介した書籍などを参考にしてみてください。

ハニ太郎
ハニ太郎
本記事が運用/保守を考慮したエンジニア増加に寄与できれば幸いです♪

共に運用/保守のしやすいシステムの普及に努めましょう!ではではっ♪

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