Microsoft社が提供するAzureはAWSやGoogleCloudと並ぶ人気のクラウドサービス。本記事ではそんなAzureについて学習を始めていく上でスキル向上に役立つ書籍を初心者向けに5冊ご紹介していきたいと思います。
目次
おすすめ本①Azure定番システム設計・実装・運用ガイド
1冊目におすすめしたい入門書は『Azure定番システム設計・実装・運用ガイド』です。
日本マイクロソフトのAzureサポートチームの現役のサポートエンジニアが、日常のサポート業務から得たノウハウをAzure利用者の皆さんに伝授する書籍です。既存環境をAzureに移行する実践的なシナリオに沿って、なぜそのサービスを使う必要があるのか、どのようなことに注意して構成する必要があるのかといった、ベストプラクティスを解説します。引用:Amazon
当書はMicrosoftのAzureサポートチームのサポートエンジニアが業務から得たノウハウを詰め込んだ一冊となっており、Azureの様々なベストプラクティスを学ぶことができます。
一番はじめに紹介しておいてなんですが個人的には一番おすすめの一冊です。
というのも「なぜそのサービスを使うのか?どういった点に注意して構成するか?」など非常によくまとまっており、Azureを利用する上で実践的な内容だと感じたからです。
ただ、Azureの概要ついて細かく解説しているような書籍ではないのでMicrosoft Learnなどの学習サイトで事前学習をしておくことをおすすめします。

なお、Microsoft Learnを使った効率的な学習方法については上の記事で紹介しているのでこちらも参考にしてみてください(^^)
おすすめ本②全体像と用語がよくわかる!Microsoft Azure入門ガイド
2冊目に紹介したいAzure入門書は『全体像と用語がよくわかる!Microsoft Azure入門ガイド』になります。
クラウドは今や、ITインフラやシステム開発に必要不可欠な存在となりましたが、各クラウドで提供される機能は実に膨大なため、いつどれを使えばいいのかがわからない・全体像がつかみにくい……と思う方もいるでしょう。本書は、マイクロソフトのクラウドサービス「Azure」のサービス詳細や用語を、図を用いながら解説することで、Azureの必須知識が身に付くようにした入門書です。出典:Amazon
引用部にも記載の通り当書はAzureの全体像を掴むのに最適な入門書です。
Azureが提供しているサービスについて何もわからないといった人が最初に手に取る一冊として個人的にはおすすめしたいです。
Azureの基本と全体像からIoTやAIなどの最新技術について幅広く解説されております。
おすすめ本③Microsoft Azure実践ガイド
3冊目におすすめしたいAzure入門書は『Microsoft Azure実践ガイド』になります。
Microsoft Azureの基本サービスである、仮想マシン、PaaS、ネットワーク、ストレージ、データベース、セキュリティを対象として、各種サービスの使い方、仕様、複数のサービスを組み合わせたシステム構築手法などを解説します。 引用:Amazon
当書はただ読書するだけでなく、実際に手を動かしながらAzureについて学べる良書です。
また、AWSとの比較表なども掲載されているので「AWSは使ったことあるけどAzureは」という方におすすめの書籍と言えるでしょう。
内容は若干古いですが今でも活用できるノウハウが詰まっているので紹介いたしました。
おすすめ本④
4冊目におすすめしたい入門書は『Azureアプリ開発入門ガイド』となります。
本書の目標は「基礎的なプログラミングの知識をお持ちの読者が、クラウドに対応したアプリやシステムを開発できるようになること」です。本書をお読みいただくことで、クラウドネイティブな(クラウド利用を前提とした)アプリ開発の基礎知識が身に付き、Webアプリやコンソールアプリ、Dockerコンテナーを使用したアプリを作成できるようになります。出典:Amazon
当書ではAzure上でクラウドネイティブなアプリを開発する手法がわかりやすく解説されております。Azureの基本サービスは知っているものの、どのように組み合わせて使えばいいのかわからない方などは当書を読んで点と点を線で結んでいくと良いでしょう。
おすすめ本⑤Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals
5冊目におすすめしたい入門書は『Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900 : Microsoft Azure Fundamentals』になります。
Microsoft認定試験「AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals」の対策書です。「AZ-900」は入門レベルの試験であり、どなたでも受験できます。本書では、試験対策の講師として豊富な知識と経験を持つ著者が、重要ポイントを丁寧に解説しています。出典:Amazon
当書も先ほど紹介した書籍同様、Azureの認定資格のテキストであり、基本的なサービスについて体系的に解説されております。
どちらかというと当書の方がテキストちっくで勉強臭が強いですが、解説はとても丁寧でわかりやすいと個人的には感じました。資格取得も視野に入れつつAzureの教科書のようなものが欲しい、そんな方には当書がおすすめです。
【2023年版】Azureのおすすめ本5選|まとめ

Azureには他のクラウドサービスにはない利点がたくさん存在するので、今後のためにも早期に学習を始めましょう(^^)
本記事がこれからAzureの良書を知る上であなたのお役に少しでも立てたのなら幸いです。



