作成したプログラムは品質を担保するためにテスト工程で各種検証を行い、欠陥(バグ)の洗い出しと改修を行うことで完成に至ります。
そのためシステムを作る以上、テストの知識とスキルは必要不可欠とも言えるでしょう。
本記事ではそんなソフトウェアテストの学習におすすめの本を5冊ご紹介していきます。
- エンジニア(志望者も含む)
- プログラマー(志望者も含む)
- テスター(志望者も含む)


目次
おすすめ本①知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト
1冊目におすすめしたい本は『知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト』になります。
エンジニアとしての心得やソフトウェアテストにできること、できないこと、など初心者がまず知っておかなければならない事柄にはじまり、必ず実施される各種テスト手法の基礎とポイント、アジャイルなど新しい開発手法に対応したテストの考え方など、テスト技術者にとって不可欠な知識と情報を、親しみやすい記述や例示でわかりやすく解説した1冊です。出典:Amazon
当書は『知識ゼロから』というタイトル通り、これからソフトウェアテストの学習を始めようと考えている方に最適な一冊かと思います。
ソフトウェアテストに関して初心者が押さえておくべき知識や大切な心得など、この一冊から入れば間違いないと言えるロングセラー作品なので是非手に取って読んでみてください。
おすすめ本②はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法
2冊目におすすめしたい本は『はじめて学ぶソフトウェアテストの技法』になります。
同値クラステスト、境界値テスト、デシジョンテーブルテスト、直交表と全ペア技法、状態遷移テスト、ドメイン分析テスト、ユースケーステスト、制御フローテスト、データフローテストなど、テスト技法の必須項目を全て1冊に集約しています。出典:Amazon
当書はソフトウェアテストの技法について初心者向けにわかりやすく解説した入門書で、かなり実践的な内容となっています。
現在ソフトウェアテストに携わっている方であれば書籍を読んだ次の日からでも書籍に書いてある内容を実践に移すことができるでしょう。
当書は出版されてから長い年月が経っていますが、今も尚おすすめできる良書です。
おすすめ本③ソフトウェアテストの教科書
3冊目におすすめしたい本は『ソフトウェアテストの教科書』になります。
基礎からしっかり、体系的に学習できる世界一わかりやすい「テストの教科書」、遂に発刊!出典:Amazon
今回紹介する書籍の中で最も教科書的なので、ソフトウェアテストについて体系的に学びたいという勉強好きの方に特におすすめの一冊です。
ソフトウェアテストの概要からテスト技法、各種ドキュメントの役割など当書を読めば幅広い知識を身につけることができるでしょう。
おすすめ本④初めての自動テスト
4冊目におすすめしたい本は『初めての自動テスト』になります。
Webシステムの自動テストを始めたい方を対象に、自動テストの考え方やフレームワークを解説する書籍です。出典:Amazon
『初めての自動テスト』はWeb上で動作するシステムに対する自動テストの書き方をまとめたもので以下について学びたい方を対象としてます。
- Webシステムに対する自動テストの仕組み
- 自動テストにはどのような種類があるのか?
- 自動テストを書き始めるにはどうすれば良いのか?
なお、当書は1つの技術を深く掘り下げていくタイプの本ではなく、より汎用的な自動テストに関する考え方や姿勢が学べる内容です。

『初めての自動テスト』に関しては書評も書いているので、気になる方は上の記事も読んでいただけると幸いです。
おすすめ本⑤マインドマップから始めるソフトウェアテスト
最後におすすめしたい本は『マインドマップから始めるソフトウェアテスト』になります。
ソフトウェアテストの各フェーズにマインドマップを適用しながら、考え方やノウハウを実例とともにわかりやすく紹介します。出典:Amazon
当書はマインドマップを用いてソフトウェアテストについて解説した一風変わった感じもありますが、内容は初心者向けで充実しています。
個人的には上で紹介したソフトウェアテスト入門書のどれか1冊を読んだ後に2冊目として当書を購入するのがおすすめです。
【2023年版】ソフトウェアテストのおすすめ本|まとめ

本記事で紹介したソフトウェアテストの本はどれも自信を持っておすすめできるので、気になった一冊を手に取り学習を始めていきましょう。
本記事がソフトウェアテストについて学ぼうと考えている方のお役に立てれば幸いです。
ソフトウェアテストは学ぶことが多いですが、エンジニアに必要不可欠のスキルなので早いうちにしっかり学んでおきましょう。ではっ!




