システム設計の学習はプログラミング学習とは異なり抽象的な事柄を理解する場面が多いため、具体的にどう学習を進めていけばいいか困惑されている方が多いことでしょう。
筆者の意見としては場数を踏むのが最適とは思いつつ、良質な本を読むことでも設計スキルを磨くことはできると考えております。そこで本記事ではこれからシステム設計の学習を始めようと考えている方向けにおすすめの本を5冊ご紹介していきたいと思います。
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目次
システム設計のおすすめ本①図解でなっとく!トラブル知らずのシステム設計
1冊目におすすめしたいシステム設計入門書は『図解でなっとく!トラブル知らずのシステム設計』になります。
本書の最大の特徴は、マンガと図解を駆使していることです。システム設計は抽象的でなかなか理解しづらい。また、教えるほうも「どのように教えればいいのかわからない」と頭を抱えることが少なくありません。だからこそ、図解が有効です。ぜひ本書でシステム方式設計の勘所をつかんでください。出典:Amazon
当書の特徴はなんといっても漫画形式でシステム設計について学ぶことができる点です。
システム設計自体が抽象的で理解しづらいものなので漫画形式での解説は初心者にも優しいフォーマットだと思います。
内容としては画面設計とDB設計の基礎についてざっと学習できる構成となっております。
以上から個人開発者やシステム設計の基本を押さえてきたいシステムエンジニアの方に当書はおすすめと言えるでしょう。
システム設計のおすすめ本②システム設計のセオリー
2冊目におすすめしたいシステム設計入門書は『システム設計のセオリー』です。
前著『システム設計のセオリー』の刊行から7年を経て、「クラウドベース開発」を前提にして内容を全面刷新。定評ある前著の思想を踏襲しつつ、新たな共同執筆者2名を加え、より包括的に、より今日的に、システム設計の手本を明示します。出典:Amazon
当書ではビジネスの要件を正しくシステムの実装へと繋ぐために必要となる設計業務の内容や成果物などについて丁寧に解説されてます。
また、業務プロセスからの落とし込み、画面設計・DB設計など解説されている範囲が広いため読了にはある程度時間がかかるかと思われます。
以上から業務でシステム設計に携わることとなったシステムエンジニアが本格的にシステム設計について学習し始める足がかりとして当書はおすすめと言えるでしょう。
システム設計のおすすめ本③エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント
3冊目のおすすめ本は『エンジニアなら知っておきたいシステム設計とドキュメント』
企業や組織のシステム開発では、設計書の取りまとめなどの工程が大切です。また、システム運用の段階でも、手順をドキュメント化して属人的な部分を排除していくことが求められます。本書は「組織でシステムを作る」ことを前提に、そのために必要とされる設計書の書き方とその運用の手順を解説していきます。出典:Amazon
当書では、基本的な設計手法についてはもちろん、データ中心設計の基本から、ソフトウェア設計書、画面レイアウト、モジュール化、非機能要件の定義などを開発の流れに沿って説明されております。
当書を読むことで、プログラミングだけではない、実用的なシステムを組織として開発するための知識を得ることができるでしょう。
システム設計のおすすめ本④はじめよう!システム設計
4冊目のおすすめ本は『はじめよう!システム設計』となります。
システム設計は、要件実現のために採用する技術によってさまざまな手法が求められます。唯一無二の絶対解など存在しません。しかし一方でシステムが人間の仕事を支援するものである以上「人間とやり取りする」「自動的に処理を行う」「データを記憶して必要なときに取り出す」という本質は決して変わることはありません。つまりどんな技術を採用しても、ここを外してはいけないというポイントがあるのです。ではそのポイントとは何か? 本書はそれらについて説明しています。出典:Amazon
当書ではシステム設計の本質的な部分に絞った形で解説されております。そのため、当書を読破することで、どんなシステムでも汎用的に使える設計スキルが身に付くはずです。
ページ数も多くないため、短時間でシステム設計のポイントを押さえたいという方は当書を手に取って読んでみると良いでしょう。
システム設計のおすすめ本⑤現場で役立つシステム設計の原則
5冊目のおすすめ本は『現場で役立つシステム設計の原則』となります。
日本最大級となる60万件以上の求人情報サイト「イーキャリアJobSearch」の主任設計者であり、システム設計のベテランである著者が、コードの具体例を示しながら、良い設計のやり方と考え方を解説します。出典:Amazon
当書ではシステム設計の良いやり方と考え方についてコードで具体例を示しながらわかりやすく解説されております。具体例ベースで解説がなされているため、良い設計とするためのお作法が読んでいく中で自然と身についていくことでしょう。
【2024年最新】システム設計のおすすめ本|まとめ
- 図解でなっとく!トラブル知らずのシステム設計
- システム設計のセオリー
- エンジニアなら知っておきたいシステム設計とドキュメント
- はじめよう!システム設計
- 現場で役立つシステム設計の原則
システム設計の学習は基礎をしっかり理解することが何よりも大切なので、焦らずじっくり学んでいくことをおすすめします。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。本記事がシステム設計のおすすめ本を知る上であなたのお役に立てたのなら幸いです。