「早い」「安い」とメリットが強調されがちなノーコードですがデメリットも存在します。
本記事ではノーコードのデメリットとできないことについて解説した上で、どう対策を講じれば良いか述べていきたいと思います。この記事を読むことでノーコードの限界について知ることができることでしょう。
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目次
ノーコードでできないこと3選【限界・デメリット】
本章ではノーコードでできないこと(限界)の具体例を3つご紹介したいと思います。
- 複雑な機能要件を持つアプリの開発
- 実行速度が求められるシステムの開発
- 大規模開発
できないこと①複雑な機能要件を持つアプリの開発
現状、ノーコードツールでは独自のアルゴリズムを用いた機能や複雑な計算処理を必要とするアプリの開発をすることができません。
おそらく今後も上記のような複雑な要件についてはノーコードツールではなく個別にプログラムを組む必要があると思われます。
そのため、ノーコードツールの用途としては汎用機能の実装を「早く」「安く」行うに留まるはずで、今後も能力のあるプログラマーの需要は減らないというのが私の見解です。
できないこと②実行速度が求められるシステムの開発
一般的にノーコードツールの1つのデメリットとして挙げられるのが実行速度の遅さです。
ノーコードではソースコードの最適化を行うことができませんし、インフラ面でのパフォーマンスチューニングも行えません。
そのため、非機能要件として実行速度の速さが定められているシステムに対してはノーコードでの開発はやめておいた無難でしょう。
できないこと③大規模開発
大規模開発もノーコードでは厳しいです。
ノーコードツールの中で最も柔軟性に富むBubbleでは、複数人での開発については最大15人までしか対応しておりません。(←詳しくはBubbleの料金プランに記載があります)
上記の通り、ノーコードツールはチーム開発に適さないことから、多くの人数を必要とする大規模開発については従来通りコーディングする必要があると言えるでしょう。
- 複雑な機能要件を持つアプリの開発
- 実行速度が求められるシステムの開発
- 大規模開発
ノーコードでできないことの対策【限界・デメリット】
前章でノーコードでできないこと(限界・デメリット)を紹介しました。本章ではノーコードでできないことに対する対策について個人的な見解を述べていきたいと思います。
対策①プロトタイプやMVPでノーコードを利用する
前述の通り、ノーコード開発では一定以上の複雑なアプリを開発するのが難しいです。
そのため、複雑なアプリを開発する場合はプロトタイプやMVPの作成といった部分的な用途での使用をおすすめ致します。
とはいえ、Bubbleのような高機能ノーコードツールであれば大半のことはカバーできるので、プロトタイプに留まらない本番プロダクトの開発も視野に入れておくと良いでしょう。
対策②要件定義時にノーコードで対応可能か確認しておく
システム要件定義時にノーコード開発で要件を充足できるか確認しておきましょう。
ノーコードツールではインフラ面でのコントロールがほとんど効かないため、可用性や拡張性、性能、セキュリティ面などの非機能要件を満たさないことが往々にしてあるはずです。
特に金融や医療システムなどは要件を満たせないことの方が多いのではないでしょうか。
実際に開発する前の段階で上記についてはしっかり確認しておきましょう。(判断が難しい場合は専門家に聞くのが良いでしょう)
- プロトタイプやMVPで利用する
- 要件定義時にノーコードで対応可能か確認しておく(難しい場合は専門家に確認する)
それでもノーコードが魅力的であることに変わりない
ここまでノーコードでできないこと(デメリット・限界)にフォーカスして解説してきましたが、前章までの内容を踏まえても尚ノーコード開発は魅力的であるというのが私個人の意見となります。
というのも、特別なケースを除き大半の開発についてはノーコードでもカバー可能だからです。(特に個人開発やスモールビジネス)
幅広い要件に対応可能なノーコードツール「Bubble」を用いてできること、開発事例については上の記事で紹介しているので興味のある方は是非確認してみてください(^^)
「早く」「安く」ビジネスを開始できるのは非常に大きなメリットなので、開発しようとしているシステムがノーコードで開発できるか、まずは確認してみるのが良いかと思います。
特別なケースを除いて大半のケース、特に個人開発やスモールビジネスレベルであればノーコード開発で「早く」「安く」対応可能なためメリットが大きい。
ノーコードでできないこと・限界とデメリット|まとめ
ここまでノーコードでできないこと、デメリット・限界やそれに対する対策について述べてきましたがいかがだったでしょうか?
ノーコードでできないことも存在しますが、ツールを使用できる場合の威力は絶大です。「早く安くアイデアをカタチにしたい」という方はノーコードツールについて学んでみることをおすすめしておきます。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。本記事がノーコードの限界を知る上で少しでもあなたのお役に立てたのなら幸いです。
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