昨今の開発現場ではクラウドサービスが用いられることが当たり前となってきております。そんなクラウドサービスの代表格であるGoogle Cloudについてこれから学習を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事ではGoogle Cloudのおすすめ本を厳選して7冊紹介したいと思います。
目次
- おすすめ本①GCPの教科書
- おすすめ本②プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門
- おすすめ本③Google Cloud Platformエンタープライズ設計ガイド
- おすすめ本④図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
- おすすめ本⑤エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用
- おすすめ本⑥ハンズオンで分かりやすく学べるGoogle Cloud実践活用術 データ分析・システム基盤編
- おすすめ本⑦Google CloudエンタープライズIT基盤設計ガイド
- 【2023年版】Google Cloudのおすすめ本|まとめ
おすすめ本①GCPの教科書
1冊目に紹介したい本は『GCPの教科書』になります。
GCPに触れたことのない方には、まずは触ってみて体感すること、次に基礎的なことを押さえて効果的によりたくさんのプロダクトを活用できるようになることを体系的に解説した「教科書」です。出典:Amazon
当書ではGCPの基本から他のクラウドサービスとの比較まで幅広く解説されております。
「教科書」というタイトル通り、GCPの全容を知る上で特に有用なのでこれからGCPの学習はじめる方に最適な書籍と言えるでしょう。
また、他のクラウドサービスの利用経験がある方がGCPについて学ぶ際も比較しながら学習を進められるので効率的だと思います。
おすすめ本②プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門
2冊目におすすめしたい本は『プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門』です。
本書は、Google Cloud Platform(GCP)でシステム、アプリケーションを構築するための実践的な入門書です。GCPを初めて利用する開発者をメインターゲットとし、GCPの提供するサービス(コンポーネント)の全体像と、サービスを組み合わせて最適なアプリケーションアーキテクチャを実現する方法を、具体的なサンプルを使ってわかりやすく解説します。 出典:Amazon
当書ではプログラマーの方がGCP上でアプリケーションを開発・運用していく上で必要となる知識を実践形式で解説されています。
サンプル数が豊富かつハンズオン形式で記述されているので、読了後はGCPを使ったアプリ開発の真髄を体感することができるはずです。
以上の観点から「とにかく実践的なGCPのスキルを習得したい!」という開発者の方に当書はおすすめと言えるでしょう。
おすすめ本③Google Cloud Platformエンタープライズ設計ガイド
3冊目のおすすめ本は『Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド』です。
本書では、「コンピューティング」「ストレージ」「ネットワーキング」「ビッグデータ」「機械学習」「アカウント管理」「運用監視」という7つのカテゴリーに分類し、
GCPの特徴を、AWSとの違いを軸に解説している。出典:Amazon
当書はGCPで提供されているサービスの使い所や要点について簡潔に解説しているのに加えて設計方法についても記述されているため、「これからGCPを使ってサービスを提供したい」と考えている方に最適な一冊かと思います。
また、AWSやAzureとの比較についてもフォーカスされていることから俯瞰してクラウドサービスを選定する目を養うことができるはずです。
GCPの設計方法について理解を深めたい方は是非当書を手に取って読んでみてください。
おすすめ本④図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
4冊目におすすめしたい本は『図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書』になります。
本書は、Googleのクラウドコンピューティングサービス「Google Cloud」(旧称:Google Cloud Platform、GCP)のしくみや関連技術をフルカラー図解した解説書です。出典:Amazon
当書ではGoogleCloudの主要サービスの概要をイラストを交えてわかりやすく解説されているため、初学者が大枠をざっくり掴むのに最適な一冊と言えるでしょう。
とはいえ、当書を足がかりに他の書籍やサイトでの学習は必須なので、あくまで1冊目に購入する本としてはおすすめできる形です。
おすすめ本⑤エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用
5冊目におすすめしたい本は『エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用』になります。
本書は、エンタープライズシステムを構築・運用するエンジニアのために、Google Cloudの具体的なユースケースや設計ポイントをGoogle Cloudのエンジニア陣が徹底的に解説する一冊です。出典:Amazon
当書ではエンタープライズシステムをGoogle Cloud上に構築し運用していくためのポイントがまとまっているため、社内アーキテクトの方には最適な一冊とまず言えるでしょう。
また、Google Cloudにおける基本的な設計パターンのベストプラクティスを知れるためかなり応用の幅が広いと個人的には思います。
上記の理由から現状市販されている書籍の中では当書を一番におすすめしたいです(^^)
おすすめ本⑥ハンズオンで分かりやすく学べるGoogle Cloud実践活用術 データ分析・システム基盤編
次のおすすめ本は『ハンズオンで分かりやすく学べるGoogle Cloud実践活用術』です。
ビッグデータを管理するBigQueryは従来のデータベースと異なり、インデックスを作る必要がないのが特徴。データ分析に力を発揮します。コンテナを管理するオーケストレーション・ツールではGoogleが開発したKubernetesが業界標準となっていますが、Google CloudではKubernetesを使いやすくするGoogle Kubernetes Engine(GKE)を用意しています。本書ではハンズオンでこれらを学習できます。データはGoogleが用意しているものを使っているので、実際に試すのも容易です。出典:Amazon
当書ではGoogle Cloudのサービスの中でも特にビッグデータ関連とコンテナ関連の技術に絞った解説がなされております。
ハンズオン形式のため楽しみながら学習を進められるのに加えて、解説も非常に分かりやすくなされているので、初学者から中級者まで幅広い層におすすめの書籍と言えるでしょう。
ビッグデータ・コンテナ分野について知る上では最適な書籍なので、既に興味の矛先が定まっている方は当書を手に取って読んでみることをおすすめします。
おすすめ本⑦Google CloudエンタープライズIT基盤設計ガイド
7冊目のおすすめ本は『Google Cloud エンタープライズIT基盤設計ガイド』です。
Google Cloudは企業情報システムへの対応を急速に進めており、DX(デジタルトランスフォーメーション)での存在感を高めています。本書は、企業情報システムの担当者やシステム企画部門、サービスを開発・運営する事業部門の担当者などが知っておくべきGoogle Cloudのサービスを網羅的に分かりやすく解説した一冊です。出典:Amazon
当書ではコンピューティングやストレージ、データベース、ネットワークなどGoogle Cloudを利用する上で知っておくべき基本的なサービスを網羅的に解説されております。
そのため、「Google Cloudの全体像を掴みたい」「Google Cloudの基本的なサービスの知識を身につけておきたい」という方に当書はおすすめの書籍と言えるでしょう。
【2023年版】Google Cloudのおすすめ本|まとめ

ここまでGoogleCloudのおすすめ本を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?Google Cloudでは初学者向けに無料利用枠が用意されているので、そちらを活用して実践で使えるスキルの習得に励んでみてください!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。本記事がこれからGoogle Cloudの学習を始められる方のお役に立てたのなら幸いです。



