先日読んだ『初めての自動テスト』という本が結構ためになる内容だったので、この場を借りてあなたにもご紹介したいと思います。
※ちなみに、なぜ私が『初めての自動テスト』を手に取ったかというと業務でテスト自動化ツールの設計と開発に携わることになったからです。
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目次
『初めての自動テスト』の概要
Webシステムの自動テストを始めたい方を対象に、自動テストの考え方やフレームワークを解説する書籍です。出典:Amazon
『初めての自動テスト』はWeb上で動作するシステムに対する自動テストの書き方をまとめたもので以下について学びたい方を対象としてます。
- Webシステムに対する自動テストの仕組み
- 自動テストにはどのような種類があるのか?
- 自動テストを書き始めるにはどうすれば良いのか?
なお、当書は1つの技術を深く掘り下げていくタイプの本ではなく、より汎用的な自動テストに関する考え方や姿勢が学べる内容です。
基本的なテストに対する考え方は簡単に変わるようなものではないで、当書はテスターが選ぶべき最初の一冊として相応しいと言えるでしょう。
『初めての自動テスト』の感想
実際に『初めての自動テスト』を読んだ感想はソフトウェアテストに対する正しい考え方をプロジェクトメンバー全員が持つべきということ。
恥ずかしながら私はこれまでテストを軽視していました。(もちろん品質を高めるためにテストが必要なのは分かっていたが)
そのようなソフトウェアテストに対する軽い考え方がどれだけ愚かであるか『初めての自動テスト』を読めば理解できるでしょう。
それらを踏まえて以下ではそれぞれの章ごとの感想を簡単に述べていきたいと思います。
- 【1章】テストのピラミッド
- 【2〜7章】各テストの詳細
- 【8章】ピラミッドを登る
- 【12章】テストファースト
【1章】テストのピラミッド
第1章ではテストのピラミッドと呼ばれるモデルについて解説されています。
UI・結合・ユニットテストそれぞれの概要を知ることができるので、自動テストについての知識を深める上での準備運動的な位置付け。
特に目新しさはなかったですが、知識を整理し直すという意味で有意義な章でした。
特に著者の失敗談から学んだ教訓は、これからテスト設計をしていく上で自分も気をつけなければならない部分だと思えました。
【2〜7章】各テストの詳細
2〜7章では各テストの詳細について解説されているのですが、解説の順番が理解の促進に役立っていると個人的に感じました。
通常テストはピラミッドの下から上、つまりユニット・結合・UIテストの順番で行われるのですが、当書では逆順に解説されています。
逆順解説の何が良いのかというと、失敗ベースでテストについて学ぶことができるのです。
7章まで読めば各テストの勘所を押さえられる状態になっていることでしょう。
【8章】ピラミッドを登る
8章では小さな昨日の開発を例に、どんなテストをどこで書くのが一般的に正しいか、そして各テストが他のテストをどうサポートし補完するのか知ることができます。
8章まで読めばテストの点と点が線で結ばれる感覚を味わうことができるはずです。
【12章】テストファースト
ソフトウェア開発のサイクルがどんどん短くなっている昨今において注目されている「テストファースト」と呼ばれる考え方について知れる章。
元々テストファーストの考え方に興味があったので、12章も楽しく読ませていただきましたが、あくまで概要レベルといった印象です。
より深い内容を知りたいという方は『テスト駆動開発』を読んでテストファーストに対する理解を深めていくのが良いかと思います。
『初めての自動テスト』を読んでみよう!
『初めての自動テスト』はこれからテストに携わる人が1冊目に手に取る本として最適かと思いますので、気になった方は実際に手に取って読んでみてください。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。本記事がテストの重要性を理解した人材の増加に寄与できれば幸いです。
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