「コンピュータサイエンスの勉強をするならどの書籍がいいの?」「コンピュータサイエンスのわかりやすい本は?」このように思われている方向けに本記事ではコンピュータサイエンスの独学におすすめの本を5冊ご紹介いたします。
目次
おすすめ本①入門コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識
1冊目のおすすめ本は『入門コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識』です。
米国大学の教養課程で使用されているコンピュータ科学の定番教科書。出典:Amazon
当書は、海外大学のコンピュータサイエンスの授業でよく使われている教科書の和訳版です。コンピュータの基礎からOS、ネットワーク、アルゴリズム、プログラミング言語、ソフトウェア開発といった順序で体系的に学ぶことができる構成となっております。
各章と節は独立しているため、個別に読んだり、学習順序を変えるも良いでしょう。定番の教科書というだけあり、内容は非常に濃く、書籍としてもボリューミーな一冊です。
おすすめ本②決定版 コンピュータサイエンス図鑑
2冊目のおすすめ本は『決定版コンピュータサイエンス図鑑』となります。
ハードウェアやソフトウェアから、データやアルゴリズム、プログラミング、ネットワーク、ソーシャルメディア、デジタル時代における社会的な問題や未来に広がる世界まで、コンピュータ科学に関するあらゆる基本をやさしく学べる入門ガイド。出典:Amazon
当書では、見開きごとに1つの重要トピックを取り上げ、カラフルなイメージイラストを用いてコンピュータサイエンスの基礎について解説されております。コンピュータサイエンスの基礎はもちろん、今日的なトピックやデジタル社会が生んだ問題、課題にも言及されているので読み物としても面白い書籍です。
カラフルなイメージイラストが豊富なことから堅苦しくない形でコンピュータサイエンスの基礎を押さえたい方におすすめと言えるでしょう。
おすすめ本③教養としてのコンピューターサイエンス講義 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識
3冊目のおすすめ本は『教養としてのコンピューターサイエンス講義』となります。
プリンストン大学の一般人向け「コンピューターサイエンス」の講義が1冊に。デジタル社会をよりよく生きるための知識を伝説の計算機科学者がやさしくお伝えします。出典:Amazon
当書は、プリンストン大学の一般人向け「コンピューターサイエンス」の講義を書籍としてまとめたものです。パソコンやスマホをはじめとするコンピュータや、ネット、ウェブサイトがなぜ動くのか、データの扱いを含めどう安全に使いこなせばいいのかを、理系・文系を問わない「一般の人」を対象に解説されております。
コンピュータサイエンスを1から学び直したい、教養として基礎を押さえておきたい、と考える社会人の方におすすめの一冊です。
おすすめ本④みんなのコンピュータサイエンス
4冊目のおすすめ本は『みんなのコンピュータサイエンス』となります。
本書はコンピュータサイエンスが扱う「基礎」「効率」「戦略」「データ」「アルゴリズム」「データベース」「コンピュータ」「プログラミング」という8つのジャンルにしぼり、そのエッセンスと背景となる考え方を紹介します。出典:Amazon
当書では、コンピュータサイエンスの基礎について要点を絞った形で解説されております。ページ数も200でありコンパクトなので、コンピュータサイエンスの全体像をざっくり押さえるのに最適な書籍と言えるでしょう。
おすすめ本⑤コンピュータはなぜ動くのか
5冊目のおすすめ本は『コンピュータはなぜ動くのか』となります。
ハードウエア、ソフトウエア、データベース、ネットワーク、セキュリティというコンピュータを使いこなすうえで必要な知識をこの1冊で解説します。出典:Amazon
当書では、ハードウエアの基本的な仕組み(プロセサ、メモリー、入出力)から、ソフトウエアの実際(プログラム、アルゴリズム、データ構造、データベース、ネットワーク)とシステム構築までがカバーされております。
コンピュータサイエンスの基本をしっかり押さえられるはずです。『コンピュータはなぜ動くのか』は名著中の名著なので、エンジニアを目指される方であれば必読の書です。
【2023年版】コンピュータサイエンスの独学におすすめ本|まとめ

本記事ではコンピュータサイエンスの独学におすすめの本を紹介してきました。今回紹介した書籍はどれも良書なので、自身に合った書籍を手に取ってコンピュータサイエンスについて学ぶことをおすすめいたします。
本記事がコンピュータサイエンスの良書を知る上であなたのお役に立てたのなら幸いです。当ブログでは他にも技術ネタやキャリアに関する記事を公開しているので気になる記事がないか併せてチェックしてみてください。




