これから初学者がデータベースについて学習しようとした場合、独学で躓きやすいPOINTがデータベース設計の部分かと思います。実際データベース設計はある程度経験も必要になってくるため難しいと言えるでしょう。
そこで本記事では独学でデータベース設計について学ぶ方が挫折しないよう、データベース設計に関してわかりやすく解説された書籍を厳選して3冊ご紹介していきたいと思います。
目次
データベース設計おすすめ本①スッキリわかるSQL入門
1冊目に紹介するデータベース設計おすすめ本は『スッキリわかるSQL入門』になります。
第3版では「dokoQL」がパワーアップ!SQLの学習で必ずぶつかる「なぜ?」「どうしてこうなる?」も、楽しく・深く・効率よく、必ず理解できるSQL入門の決定版!(中略)より実践的で最新の内容に進化(例:「12章 テーブル設計」を大幅改筆) 出典:Amazon
当書はデータベース設計に特化した本ではなく、データベース全般に関する書籍です。ただ、第4章でデータベース設計についても解説されており、その解説も非常にわかりやすいためここで推薦することにしました。
概念設計・論理設計・物理設計、正規化の手順についての基礎を学習することができます。
データベース設計おすすめ本②達人に学ぶDB設計 徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ
2冊目に紹介するデータベース設計おすすめ本は『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』です。
データベース設計の正しい考え方と実践ノウハウが身につく67の勘どころ、21問の演習問題。アプリケーション開発者・DBエンジニア必携。出典:Amazon
正直に申し上げると、既にDBに関する基本的な知識を有している方なら”当書が一番おすすめの書籍”になります。(あくまで個人の意見)
内容もデータベース設計に特化しており、かつ実践的で分かりやすいと言えるでしょう。逆にDBの完全初心者は先ほど紹介した『スッキリわかるSQL入門』から学習を始めるのが良いかと個人的には思います。
データベース設計おすすめ本③SQLアンチパターン
3冊目に紹介するデータベース設計おすすめ本は『SQLアンチパターン』になります。
本書はDB設計やSQL記述の際に避けるべき事柄を1章で1つ、25個紹介する書籍です。出典:Amazon
当書ではデータベース設計の際に陥りやすい失敗(アンチパターン)を紹介しているため、失敗を避けるのはどうすればいいか理解できるでしょう。
個人的には先ほど紹介した『達人に学ぶDB設計 徹底指南書』を読んだ後に当書でアンチパターンを理解するのがデータベース設計を習得する最短ルートかと思います。
【2023年版】データベース設計のおすすめ本|まとめ

ここまでデータベース設計の学習におすすめの本を3冊ご紹介してきました。
最後に、データベースの学習は何より自分の頭で考えて実際に手を動かすことが何よりも重要だということをお伝えしておきます。
どんな良書でも読んだだけでは意味がありませんので、そこは肝に命じておきましょう。本記事がデータベース設計の学習を始める初学者の方のお役に立てたのなら幸いです。




