第3次AIブームの火付け役となったディープラーニング技術。本記事ではそんなディープラーニングを扱う上でよく名前の挙がるPyTorchについて紹介していきたいと思います。


目次
【超入門】PyTorchとは?

PyTorchとは、Pythonのオープンソース機械学習ライブラリになります。
「Define by Run」と呼ばれるアプローチによる自由度の高い設計や直感的にコーディングできる点が特徴的なライブラリです。
またPyTorchは公式サイトが充実しているので学習しやすいライブラリと言えるでしょう。
【2022年版】PyTorchのおすすめ本5選

本章ではそんなPyTorchのおすすめ本を厳選して5冊ご紹介していきたいと思います。
おすすめ本①最短コースでわかるPyTorch&深層学習プログラミング
1冊目のおすすめ本は『最短コースでわかるPyTorch&深層学習プログラミング』です。
人気のAIフレームワーク「PyTorch」で、ディープラーニングプログラミングができるようになる本です。ディープラーニングのアルゴリズムが原理からわかります。初心者でも他書に頼らず、本書1冊でマスターできます!出典:Amazon
当書ではPyTorchを用いたディープラーニングプログラムのやり方についてアルゴリズム原理から丁寧に解説されております。
また、ディープラーニングについてこれから学習したいという初学者の方向けにPythonの基本文法やNumPy、Matplotlibについても巻末にて解説されているのが特徴的です。
以上からPyTorch未経験者はもちろん、ディープラーニングプログラミング自体が初めてという方にもおすすめの書籍と言えるでしょう。
PyTorchを用いたディープラーニングプログラムのやり方についてアルゴリズム原理から丁寧に解説されている。
おすすめ本②PyTorchではじめるAI開発
2冊目のおすすめ本は『PyTorchではじめるAI開発』になります。
本書では、Pytorchを使い、実際の製品やサービスの開発時に役に立つ手法を紹介するようにしています。本書で紹介する「AI開発」では、必ずしもすべての章で、ニューラルネットワークの構造(ニューロン同士の接続の仕方)を一から新しく作成するようなことはしませんが、ModelZOOやGitHub上で公開されているモデルも、積極的に採用するようにしています。出典:Amazon
当書ではPyTorchを使った実践的なAI開発手法について解説されております。
ModelZOOやGitHub上で公開されている既存のモデルを積極的に採用しているため、より効率的な方法で実用的なスキルの習得に注力しやすい構成と言えるでしょう。
画像認識や顔認証、異常検出、物体検出など一般的な機能について解説されているのでPyTorchの学習をこれからするという方も当書からであれば取り組みやすいかと思います。
PyTorchを使った実践的なAI開発手法について解説されている。
おすすめ本③PyTorch自然言語処理プログラミング
3冊目のおすすめ本は『PyTorch自然言語処理プログラミング』になります。
本書では、自然言語処理で特に重要なディープラーニング技術であるword2vec、LSTM、seq2seq、そしてBERTを取り上げます。出典:Amazon
当書ではPyTorchの基本から自然言語処理でも特に重要な技術であるword2vec、LSTM、seq2seq、BERTについて学習可能です。
自然言語処理プログラミングについて学びたいという方であれば当書をまずは手に取って読んでみることをおすすめいたします。
PyTorchの基本から自然言語処理で重要な技術となるword2vec、LSTM、seq2seq、BERTについて解説されている。
おすすめ本④PyTorch実践入門
4冊目のおすすめ本は『PyTorch実践入門』です。
ディープラーニングの重要な基礎概念と、PyTorchを用いたディープラーニングの実装方法について、細部まで掘り下げて解説。限られたデータでニューラルネットワークを訓練する方法、訓練済みモデルのデプロイ方法など『ディープラーニング・プロジェクトのベストプラクティス』を提示します。出典:Amazon
当書ではディープラーニングのメカニズムからPyTorchを用いた実践的なコーディング手法までわかりやすく解説されております。
PyTorchで実際にどのように組み込まれて実現されているのか、細部まで掘り下げた解説をしているため、ディープラーニングの活用を目指している開発者に特におすすめです。
また、本番環境への様々なモデルデプロイ方法について解説されている点もかなり実践的で個人的には好印象でした。
PyTorchで実際にどのように組み込まれて実現されているのか、細部まで掘り下げた解説がなされている。
おすすめ本⑤動かしながら学ぶPyTorchプログラミング入門
5冊目のおすすめ本は『動かしながら学ぶPyTorchプログラミング入門』です。
「手を動かしアプリを動かしながら学ぶ」をコンセプトにしたPyTorchの入門書です。出典:Amazon
当書ではハンズオン形式でPyTorchの基本的な使い方について学ぶことができます。
実用性のあるアプリを作りながらPyTorchについて学習することができるので、モチベーションを保ちながら読破できるはずです。
とにかく「PyTorchを使ってみたい」という方におすすめしたい一冊となります。
ハンズオン形式でPyTorchの基本的な使い方について学べる。
PyTorchとは?おすすめ本もご紹介|まとめ

ここまで「PyTorchとは?」といった基礎から学習におすすめの書籍をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
本記事を皮切りにPyTorchについてより深く学んでいただけたら幸いです。
本記事がPyTorchの概要ないしおすすめ本を知る上で少しでもあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。ではでは(^^)


