オブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの両方を実行できるハイブリッド言語であるScala。本記事ではそんなScalaの学習におすすめの書籍を紹介いたします。
おすすめ本①Scalaスケーラブルプログラミング
1冊目のおすすめ本は『Scalaスケーラブルプログラミング』になります。
本書では、Scalaの言語機能、プログラミングスタイル、その背景にある考え方について理解を深めることができます。出典:Amazon
言語設計者によるScalaのバイブルになります。網羅的かつ深く解説されているのでScalaを極めるなら当書が最もおすすめの書籍です。
Scalaというプログラミング言語の思想から実践的な使用方法までわかりやすく解説されている反面、ページ数がかなり多いので挫折リスクが高い点は予め留意しておきましょう。
おすすめ本②実践Scala入門
2冊目のおすすめ本は『実践Scala入門』です。
基本的な構文からはじまり、Scalaに特徴的なOption、Eitherといった型によるnull安全なプログラミング、for式などの強力な機能を伴うコレクション操作、Futureを使った並行プログラミングなどの各種言語機能を学べるほか、Scalaでは事実上の標準となっているビルドシステムsbtの使い方やテストといった現場での開発に必須の知識も身につく、Scalaプログラマ必携の一冊です。出典:Amazon
当書はScalaの言語仕様や基本構文、エコシステムなどについて解説された入門書です。
先に紹介した『Scalaスケーラブルプログラミング』と比べると網羅性は劣りますが、サクッと要点のみ掴むという点では当書の方が適しているかと個人的には思います。
これからScalaについて書籍を用いて学ぶ方は当書をチェックしてみてください。
おすすめ本③基礎からわかるScala
3冊目のおすすめ本は『基礎からわかるScala』になります。
本書は、Javaなどのプログラミング経験者を対象に、Scalaの基本・ポイントをわかりやすく解説します。Scalaの概要から基本構文、Scala独自のクラス、オブジェクト、パターンマッチング、トレイと、ジェネリクス(型パラメータ)のほか、Javaと連携する際のポイントも解説しています。これからScalaを覚えようという読者に最適な1冊です。出典:Amazon
当書ではScalaの概要から基本文法、Javaと連携する際のポイントなどについてわかりやすく解説されております。
これまでJavaについて学習してきた方でScalaについて学ぼうと考えている場合は当書がマッチするかと思います。ポイントを絞った解説なので、より深くScalaについて学びたいという方は『Scalaスケーラブルプログラミング』を手に取って読んでみてください。
【2023年版】Scalaのおすすめ本|まとめ

ここまでScalaのおすすめ本を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?本記事がScalaの良書を知る上で少しでもあなたのお役に立てたのなら幸いです。
当ブログでは他にもエンジニアに役立つ記事を公開しているので、気になる記事がないか併せて確認してみてください。


