「オンラインスクールの作り方は?」「開発費用の相場は?」「開発費用を安くするにはどうすればいいの?」といった疑問をお持ちの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
本記事ではオンラインスクールの構築に関する以下のトピックについて解説していきたいと思います。※約5分で中身を理解できるはずです。
- オンラインスクールの概要
- オンラインスクールの作り方
- オンラインスクールの開発費用相場
- オンラインスクールの開発費用を安く抑える方法
目次
オンラインスクールの概要
本章ではオンラインスクールの作り方や開発費用について説明する前に、最低限知っておくべき前提知識について解説いたします。
オンラインスクールとは
オンラインスクールとは、インターネットを介してレッスンを受講できる仕組みです。
動画配信やオンライン会議など、Webを通じたさまざまなサービスが定着してきた現代ではオンラインスクールの需要が増え続けています。そんなオンラインスクールの大きなメリットとしては以下が挙げられるでしょう。
オンラインスクールに必要な機能
オンラインスクールによって必要とされる機能は当然異なりますし、実装する機能によって開発費用も大きく変動します。とはいえ、大抵のオンラインスクールで必要とされる機能は似通っており以下のようなものが挙げられるでしょう。
- 会員登録機能
- ログイン・ログアウト機能
- 教材管理機能
- 運用者管理画面
- チャット機能
- 予約管理機能
- 決済機能
上記に加えてオンラインスクールによってライブ配信機能や理解度テスト機能など必要に応じて機能を追加していく形となります。
オンラインスクールの作り方
本章ではオンラインスクールの構築を考えている人向けに、オンラインスクールの作り方とそれぞれの作り方の特徴やメリット・デメリットについてお伝えしていきたいと思います。
オンラインスクールを構築するとなった場合の選択肢としては以下が挙げられるでしょう。
- スクラッチ開発
- パッケージで構築
- WordPressで構築
- ノーコードで構築
- SNSの活用
①スクラッチ開発
スクラッチ開発とは、オンラインスクールをゼロから作り上げていく方法です。全て自作のため今回紹介する方法の中で最も柔軟性に富んだオンラインスクールの作り方となります。
機能面で他社と差別化したい場合や膨大なユーザーを管理する必要がある大規模なオンラインスクールの構築などに適した方法といえます。
しかし、以降で紹介する方法と比べると開発期間が長くなりますし、開発費用が高くつくため予算に余裕のない方は別の方法でオンラインスクールを構築するのがおすすめです。
②パッケージで構築
パッケージ開発とは、オンラインスクールを開発するためのベースとなるシステムをカスタマイズする形での開発となります。Teachableがパッケージとしては有名かと思います。
あらかじめ用意された雛形があるので基本的には低コスト・短期間での開発が可能です。
パッケージによって自由度の幅や金額、メンテナンス性などが異なってくるため一概には言えないものの大まかな特徴は上記の通りです。
自身の実装したい機能を洗い出した上でパッケージでカバーできるのであればオンラインスクールを構築するのに最適な選択肢かと思います。
③WordPressで構築
WordPressは世界中で広く利用されているCMSです。テーマが豊富にあり、オンラインスクールに適したテーマやプラグインも存在します。
カスタマイズ性が低い点と改修に専門知識も必要になってくることから個人的には中途半端なイメージなので、スクラッチ開発ないし次に紹介するノーコード開発がおすすめです。
④ノーコードで構築
ノーコードとは、ソースコード不要でWebサイトやアプリを開発できる技術です。
プログラミングなどの専門知識を必要とせず、基本的にはドラッグ&ドロップ、テキスト入力などの直感的な操作のみでシステム開発を進められる点が特徴的と言えるでしょう。
ノーコードツールの中でも汎用性が高いBubbleなどを利用すれば、中規模なオンラインスクールであれば問題なく運営可能です。
MVP開発の際に有力な選択肢となりますしプロダクト開発後の素早い改修が可能となることから、個人的にはノーコードでオンラインスクールを作るのが最もおすすめの手段です。
⑤SNSの活用
FacebookグループやLINE@を活用しスモールスタートでオンラインスクールを始めることも可能です。スクールの受講料はStripeなどの決済サービスで行うと良いでしょう。
お金をかけずに試験的に始めるのにおすすめのやり方です。ただしコンテンツ以外で工夫できる点が少ないため、長い期間利用し続けるのには限界があるかと個人的には思います。
オンラインスクールを外注する際の開発費用相場
オンラインスクールの開発費用は種類や実装する機能によって異なるので一概には言えませんが、大体の目安としては以下の表に記載した金額付近になるかと思います。
スクラッチ開発 | 300〜1,000万円 |
---|---|
パッケージで構築 | 〜50万円 |
WordPressで構築 | 50〜500万円 |
ノーコードで構築 | 50〜300万円 |
SNSの活用 | 〜10万円 |
上記はあくまでオンラインスクールの開発費用の目安ですが、追加でシステムの維持費や集客にかかる費用、改修コストがかかってくる点も考慮に入れておいた方が良いでしょう。
特に改修コストには注意が必要です。
開発後の運用になっても外部に頼りっぱなしの状態だと必要もかかりますし改修スピードも遅くなってしまうので、可能な限り内製化できる作り方が望ましいと言えるでしょう。
オンラインスクールの開発費用を安く抑える方法
前章でオンラインスクールの開発費用相場の目安は大まかに知れたかと思います。それではオンラインスクールの開発費用を安く抑えるにはどうすればいいのでしょうか?
結論、ノーコードでの開発がおすすめです。
サービスが軌道に乗るまではノーコードで高速に開発し素早い改修を行いながら運用保守を行い、PMFを確認できたらプロダクトをリプレイスすることでオンラインスクールの開発費用を最小限に抑えることができるでしょう。
また、以下のような補助金制度を利用するのも良いでしょう。※補助金はあくまで開発費用の補助として考えておくべきです。
オンラインスクールの作り方と開発費用相場|まとめ
本記事ではオンラインスクールの作り方から開発費用相場、開発費用を安く抑える方法について解説してきました。本記事の内容を参考に自身に合った開発方法で、思い描くオンラインスクールを構築していただければと思います。
本記事がオンラインスクールの作り方と開発費用相場について知る上で少しでもあなたのお役に立てたのなら幸いです。
当ブログでは他にもシステム開発に役立つ情報を発信しているので気になる記事がないかチェックしてみてください(^^)
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