ITの世界では今やクラウドサービスの導入は当たり前の選択肢の一つとなりました。
そんなクラウドの代表格とも呼べるAWS。本記事ではAWSの独学に役立つおすすめの入門書を初心者向けに10冊ご紹介いたします。
目次
- おすすめ独学本①図解即戦力 Amazon Web Serviceのしくみと技術がこれ一冊でしっかりわかる教科書
- おすすめ独学本②ゼロからわかるAmazon Web Service超入門
- おすすめ独学本③Amazon Web Service 基礎からのネットワーク&サーバー構築
- おすすめ独学本④AWSクラウドの基本と仕組み
- おすすめ独学本⑤AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト
- おすすめ独学本⑥みんなのAWS〜AWSの基本を最新アーキテクチャでまるごと理解!
- おすすめ独学本⑦AWSではじめるLinux入門ガイド
- おすすめの独学本⑧AWSではじめるインフラ構築入門
- おすすめの独学本⑨ポケットスタディAWS認定デベロッパーアソシエイト
- おすすめの独学本⑩Amazon Web Serviceパターン別構築・運用ガイド
- 【2023年版】AWSのおすすめ入門書|まとめ
おすすめ独学本①図解即戦力 Amazon Web Serviceのしくみと技術がこれ一冊でしっかりわかる教科書
1冊目に紹介するAWS入門書は『図解即戦力Amazon Web Serviceのしくみと技術がこれ一冊でしっかりわかる教科書』です。
本書では、クラウドやネットワークの基礎から解説し、AWSのサーバーサービス、ストレージサービス、ネットワークサービス、データベースサービスについて具体的なサービス名を挙げながら初心者向けにわかりやすく紹介します。出典:Amazon
当書ではAWSやクラウドの概要から基本的なネットワークの仕組み、AWSの主要なサービスまで図解を用いてわかりやすく解説されています。
「AWSについて学びたいが、何から学べば良いか分からない」という方が最初に手に取る一冊として当書は最適でしょう。
おすすめ独学本②ゼロからわかるAmazon Web Service超入門
2冊目に紹介するAWS入門書は『ゼロからわかるAmazon Web Service超入門』です。
Amazon Web Services(AWS)のやさしい入門書! 本書ではクラウドやAWSの初心者向けにわかりやすく使い方を解説します。出典;Amazon
当書の内容はAWS上にWordPress用のサーバーを立てつつ、AWSの主要サービスについて学んでいくという流れになっております。
手を動かしながらAWSについて学ぶことができるので自然とスキルが身につくはずです。
おすすめ独学本③Amazon Web Service 基礎からのネットワーク&サーバー構築
3冊目に紹介するAWS入門書は『Amazon Web Service 基礎からのネットワーク&サーバー構築』になります。
本書では、代表的なクラウドサービス「Amazon Web Services」を実機代わりにインフラを学べるようにしてます。インフラを学びたい若手技術者にも、インフラを学び直したいアプリ開発者にもオススメです。出典:Amazon
当書は引用部分にもあるようAWSを題材にネットワークについて学べる一冊になります。
AWSを扱う上でネットワークの知識は必要不可欠なので、当書でネットワークについて重点的に学ぶことの意義は大きいはず。
また、実際に手を動かしながらAWSについて学べる点も初心者向けと言えるでしょう。
おすすめ独学本④AWSクラウドの基本と仕組み
4冊目に紹介するAWS入門書は『AWSクラウドの基本と仕組み』です。
一般的なクラウドコンピューティングの概要、AWSクラウドの基礎知識、概念、テクノロジー、セキュリティ、代表的なサービスなどについて理解できる。付録では、AWSの料金、セミナー・イベントおよびトレーニング、AWS認定、アカウント設定などについて解説。さらにAWSの主なサービスの一覧を掲載。出典;Amazon
当書ではAWS・クラウドの概要から普段の業務で必要となる知識、認定試験などについて幅広く解説されています。
個人的な感想としては、今回紹介する入門書の中で最も教科書的な一冊かと思います。
おすすめ独学本⑤AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト
5冊目に紹介するAWS入門書は『AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト』
本書は、2020年に改訂された新しい「SAA-C02」試験に対応した改訂を行った試験対策教科書です。合格に必要な「レジリエントアーキテクチャの設計」「高パフォーマンスアーキテクチャの設計 」「セキュアなアプリケーションとアーキテクチャの設計」「コスト最適化アーキテクチャの設計」といったカテゴリの知識を、しっかり丁寧に解説しています。出典:Amazon
当書はAWS認定試験用の学習書籍ですが、AWSの各サービスについて簡潔に解説がなされていますし、学習方法などについても触れているためおすすめの一冊です。
個人的にはこれまでに紹介した入門書のどれか一冊を読み終えた後に当書でAWSについてさらに学んでいくのが良いかと思います。
おすすめ独学本⑥みんなのAWS〜AWSの基本を最新アーキテクチャでまるごと理解!
6冊目に紹介したいAWS入門書は『みんなのAWS〜AWSの基本を最新アーキテクチャでまるごと理解!』になります。
クラウド基盤として広く利用されているAmazon Web Services(AWS)の活用技法について、初学者の方にもわかるようにわかりやすく解説します。AWSの概要や歴史、基礎知識、関連知識の学習方法に始まり、最近のAWS開発で求められるWebアプリケーション構築のポイント、サーバレスアプリケーション開発、さらにデータ収集、分析と可視化までを1冊で学ぶことができます。出典:Amazon
当書は最新のアーキテクチャでAWSの基礎を学習するという趣旨の書籍になります。
先に紹介した認定資格であるソリューションアーキテクトの副読本としてもおすすめです。
最新のアーキテクチャパターンにてAWS上でサービスを開発・運用したいという方は実際に手に取って読んでみると良いでしょう。
おすすめ独学本⑦AWSではじめるLinux入門ガイド
7冊目におすすめしたいAWS入門書は『AWSではじめるLinux入門ガイド』です。
本書はAWSクラウド上で、Linuxによるサーバー構築をゼロから学べる書籍です。ゼロ(やったことがないこと)をイチ(やったことがある)にすることを目的に制作しました。出典:Amazon
AWS上でサーバーを運用するならLinuxの知識は必要不可欠と言えるでしょう。
当書を読むことでAWSとLinuxの知識を習得することができるので、AWSに限らずインフラの基礎を習得したいという方におすすめです。
逆にLinuxの知識をある程度保持している自覚がある方には向かない書籍と言えます。
おすすめの独学本⑧AWSではじめるインフラ構築入門
8冊目におすすめしたいAWS入門書は『AWSではじめるインフラ構築入門』です。
現場で活かせるノウハウを「ステップバイステップ」で解説します。AWSを用いたインフラ構築・運用の方法が知りたい、けれどもAWSを使うのは初めて、という方におすすめの一冊です。出典:Amazon
当書ではAWS上に安全かつ堅牢なインフラを構築・運用する上で必要となる基礎知識や設定方法などについて解説されています。
本番環境を想定した堅牢なシステムを構築したいと考えているAWS初学者は当書で学習するとインフラ構築と運用の実践的なスキルも身につくため良いのではないかと思います。
おすすめの独学本⑨ポケットスタディAWS認定デベロッパーアソシエイト
9冊目におすすめしたいAWS入門書は『ポケットスタディAWS認定デベロッパーアソシエイト』です。
AWS(アマゾンウェブサービス)認定デベロッパーアソシエイトの試験対策テキストです。この資格を取得することで、自社やお客様の開発現場でアプリケーションを開発する人にとって有効なエビデンスとなり、お客様や担当者に安心して依頼してもらえるようになります。出典:Amazon
当書はAWS認定のデベロッパーアソシエイト試験の対策本ですが、試験対策に限らずAWSでアプリ開発をする上で必要となる基礎知識が詰まっているので試験を受けるかに関わらず個人的にはおすすめしたい書籍です。

AWS認定デベロッパーアソシエイト試験に関しては上の記事で合格体験記を綴っているので合わせて覗いていただけると幸いです。
おすすめの独学本⑩Amazon Web Serviceパターン別構築・運用ガイド
10冊目におすすめしたいAWS入門書は『Amazon Web Serviceパターン別構築・運用ガイド』になります。
AWSの主要サービスの概要から、サービスを活用したクラウド上でのシステムの構築手順と設定方法を詳細に解説します。目的に応じたサーバ構築方法と、サービスの選び方を徹底的に丁寧に解説します。AWSマネジメントコンソールからの設定に加えて、CLIやSDKを使った実践的な技術も掲載。企業などへのAWS導入の全ての工程に関わった著者陣による、現場で培った実践的なノウハウが凝縮された一冊です。出典:Amazon
当書ではアーキテクチャ(パターン)別にシステムを構築・運用するためノウハウについてハンズオン形式で解説されています。
実際に手を動かしてAWSの学習を進めていきたいという方におすすめです。
ただし、記事執筆時点で内容は古くなっているためコンソールのUIなどに変化があり、書籍の内容通り進めるのが難しい状態となっているため情報の鮮度を気にされる方は別の書籍を手に取るのが良いかと思います。
【2023年版】AWSのおすすめ入門書|まとめ

ここまでAWSの独学におすすめの入門書を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
どの入門書を手に取るにしろ実際に手を動かして学習することが何よりも大切です。AWSの場合1年間の無料利用枠を使えるのでそこで惜しみなく学習してしまいましょう。
本記事がAWSをこれから独学で学ぶ方のお役に立てたのなら幸いです。


