Webアプリ開発、人工知能、データ解析など幅広い分野で脚光を浴びている「Python」について学びたい初学者は多いことかと思います。
ただ、現状ではPythonに関する書籍が乱立しており初学者だと良質なものを選択するのも一苦労といった状態です。そこで本記事ではPythonのおすすめ入門書を現役エンジニア目線で厳選して10冊ご紹介していきたいと思います。
目次
おすすめ入門書①独学プログラマーPython言語の基本から仕事のやり方まで
1冊目におすすめしたいPyhon入門書は『独学プログラマーPython言語の基本から仕事のやり方まで』になります。
本書は「Pythonだけ」を学ぶ本ではありません。Pythonを使ってプログラミングを紹介していますが、伝えたい内容はPythonに限らない「プログラミング全般」の知識です。出典:Amazon
当書ではPythonを利用し、プログラマーに必要とされるスキル(シェル,正規表現,データ構造,バージョン管理など)について学習可能です。
そのため、これからPythonを使ってプログラミングを始めようと考えていらっしゃる方には大変おすすめの内容と言えるでしょう。
一方で、既に他の言語を学んだ経験がある人にとっては内容が重複する部分が多いので、個人的には後に紹介する本の方がおすすめです。
しかし、内容は秀逸なので一度内容を覗いてみる価値はあるかと思います。
おすすめ入門書②いちばんやさしいPythonの教本
2冊目に紹介したいPython入門書は『いちばんやさしいPythonの教本』になります。
講義+実習のワークショップ形式で、会話bot「pybot」を作りながら楽しく学べる「はじめてでも挫折しない」Pythonの入門書を作りました。出典:Amazon
当書では実際に手を動かしながらPythonを学ぶことができるので、より実践的な学習方法で取り組んでいきたいという方におすすめです。
プログラミング未経験者はもちろん、他の言語を学んだ経験のある方も効率的にPythonの学習を進めることができるかと思います。
図が多く字も大きいので1,2日で読破できる上に内容も充実しているのでおすすめです。
おすすめ入門書③入門Python3
3冊目に紹介したいPython本は、オライリー社の『入門Python3』となります。
プログラミングおよびPythonの基礎からウェブ、データベース、ネットワーク、並行処理といった応用まで、Pythonプログラミングをわかりやすく丁寧に説明します。出典:Amazon
内容は間違いなく今回紹介する本の中で最も充実していますが、一方で完全未経験者が当書から学習を始めると挫折するリスクが高いと思います。
他の言語を使った開発経験のある方がPythonを学ぶのに最適な本と言えるでしょう。Pythonを極めたいと考えていらっしゃる方が最初に読む本として当書はおすすめです。
おすすめ入門書④いちばんやさしいPython入門教室
4冊目におすすめしたいPython入門書は『いちばんやさしいPython入門教室』です。
豊富なカラー図解とイラストで、初心者にも分かりやすい!本書を一通り終えれば、Pythonのみならず、プログラミングの基本がバッチリ学べます。出典;Amazon
当書ではPython初心者に向けてプログラムの根本概念や基礎知識、Pythonの基本文法について解説されております。
Pythonが始めて学ぶプログラミング言語であるという方におすすめの一冊です。
おすすめ入門書⑤スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング
5冊目におすすめしたい入門書は『スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング』です。
「プログラムの読み方をすべて載せる(ふりがなをふる)」という手法で究極のやさしさを目指した、まったく新しいPyhton(パイソン)の入門書です。出典:Amazon
当書はPythonのプログラムが意味するところを逐一解説してくれている良書です。実際に手を動かしながら進むだけでなく、プログラムを考える問題も用意されているためPythonの基礎をしっかり身につけられるでしょう。
おすすめ入門書⑥独習Python
6冊目におすすめしたい入門書は山田祥寛さんが書かれた『独習Python』になります。
プログラミングの初学者に向けた独習シリーズに『独習Python』が新登場。プログラミング言語入門書の執筆で定評のある山田祥寛氏による、Python入門書の決定版です。出典:Amazon
当書では手を動かして覚えるといった特徴を活かしPythonの基本から応用的な使い方まで幅広く学習することが可能です。
解説→サンプル→理解度チェックという3つのステップでPython学習を効率的に進めていけるため初学者の方におすすめと言えるでしょう。
おすすめ入門書⑦スッキリわかるPython入門
7冊目におすすめしたい入門書は『スッキリわかるPython入門』になります。
シンプルとはいえPythonには多くの文法・記法があり、初心者が独学でマスターするのは簡単ではありません。そこで本書では、プログラミングの基礎を丹念に解きほぐし、楽しいストーリーとともに、つまずくことなく最後まで読み通せる入門書を目指しました。出典:Amazon
当書はとにかく丁寧でわかりやすい解説が特徴的な書籍で、初学者でも挫折せずPythonの基本について学ぶことができるはずです。
個人的には当書でPythonの基本的な文法や環境構築、周辺知識などを身につけて、その後興味のある分野(ex.機械学習など)の学習を進めていくのが良いかと思います。
おすすめ入門書⑧Pythonプログラミング逆引き大全
8冊目におすすめしたい入門書は『Pythonプログラミング逆引き大全』になります。
本書では、基本的なプログラミングから、ファイル操作、Webスクレイピング、テキストマイニング、データマイニング、GUIアプリの作成、ディープラーニング、データの視覚化など、外部ライブラリを活用するテクニックまで解説しています。出典:Amazon
当書はPythonの基本的な使い方をやりたいことから逆引きして調べることができる書籍です。2冊目の本としておすすめで、座右の書として手元に置いておくのが良いでしょう。
幅広い分野について解説されているので当書でPythonの中級者レベルにステップアップできること間違いなしかと思います。
おすすめ入門書⑨Pythonで学ぶアルゴリズム入門
9冊目におすすめしたい入門書は『Pythonで学ぶアルゴリズム入門』になります。
実際に動かしながら仕組みを理解。“データ構造やアルゴリズム”の現実のコードを知りスキルアップ! ! 出典:Amazon
当書ではPythonを用いて基本的なアルゴリズムについて学習可能です。
基本的な文法について学べるのはもちろん、良い美しいコードをPythonで書くために必要な知識が身につくことでしょう。
おすすめ入門書⑩Python1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
10冊目におすすめしたい入門書は『Python1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』になります。
Web開発やデータ分析などの分野で近年、ユーザー数が増えてきているPython。最近では、Pythonに触れる方も多くなってきています。本書はそうしたPython初心者の方に向けて、簡単なサンプルを作りながら、対話形式でプログラミングのしくみを学ぶ書籍です。出典:Amazon
当書はタイトルの通りPython初学者向けの書籍で、対話形式でプログラミングの仕組みについて学習することができます。
とにかく挫折することなくPythonについて学びたいという方に当書はおすすめです。
【2023年版】Pythonのおすすめ入門書|まとめ

本記事で紹介した本はあくまで入門書に過ぎないので今後の学習が大切になってきます。
入門書でPythonの基本を押さえた後は、実際に手を動かしてWebアプリ開発からはじめてみるのが個人的にはおすすめです。
また、独学が不安な方にはプログラミングスクールもおすすめです。以下の記事でPythonについて学ぶのにおすすめのプログラミングスクールを紹介しているので、気になる方は併せて確認してみてください。

他にもPythonについて解説した記事がたくさんあるので、気になる記事がございましたら併せて確認していただけると幸いです(^^)




