プロジェクトを成功に導く上でプロジェクトマネジメントのスキルは必要不可欠です。ただ、プロジェクトをマネジメントとするといっても領域は多岐に渡るため、業務だけでは体型立った知識が身に付きづらいことでしょう。
そこで本記事では幅広い領域を担当するプロジェクトマネジメントに関するノウハウや手法を体系的にまとめたPMBOKについて学習できる書籍を厳選して3冊ご紹介いたします。
目次
おすすめ本①PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本
1冊目のおすすめ本は『PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本』になります。
プロジェクトマネジメントにおける世界標準の参考書とされる「PMBOK」そして国際資格「PMP」は時代の変化とともに刷新され続けIT業界だけでなく、製造業、金融、物流など様々な業界から注目を集めています。本書は、そんなプロジェクトマネジメントの全体像とPMBOKのエッセンスについて解説する入門書です。出典:Amazon
当書では「テーマパーク企画にPMを導入したらどうなる?」「夏祭りにPMを導入したらどうなる?」などのユニークなケーススタディを交えつつPMの概要や導入のメリットについて解説がなされております。
ケーススタディ形式で解説されていることから理解しやすいので、これからPMBOKについて学習されるという方に個人的には特におすすめしたい書籍になります。
おすすめ本②PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント
2冊目のおすすめ本は『童話でわかるプロジェクトマネジメント』になります。
「ウサギとカメ」も「シンデレラ」も、みんなPMのお話しだった!?誰もが知っている童話を通して、PMBOKに基づくプロジェクトマネジメントの難解な用語や考え方をやさしく解説します。異色のロングセラー入門書が、PMBOK第7版に対応して増補リニューアル。出典:Amazon
当書ではタイトル通り「ウサギとカメ」や「シンデレラ」といった童話を通じてPMBOKによるプロジェクトマネジメントの本質についてわかりやすく解説されております。
日本人であれば知らない人はいない物語に沿ってPMBOKの内容について学習することができるので、無理なく知識を吸収できるでしょう。
そのため、カジュアルな形でPMBOKについて学びたいという方であれば当書をまずは手に取ってみることをオススメします。
おすすめ本③PM教科書 PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版対応
3冊目のおすすめ本は『PMP完全攻略テキスト』になります。
本書は、プロジェクトマネジメントの黎明期より日本を代表する教育者の一人として尽力し、PMBOKガイド日本語版監訳も務めた著者によるPMP対策書です。出典:Amazon
当書はプロジェクトマネジメントに関する国家資格であるPMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の対策本です。最新のPMBOKガイド第7版に対応してます。
各章末には学習状況を図る確認問題、巻末には模擬試験の問題と解説が掲載されているので、PMP試験を受講される方はもちろん、教科書的にPMBOKの内容について知りたいという方は当書で学習を進めるのが良いでしょう。
【2023年版】PMBOKのおすすめ本|まとめ

さて、ここまでプロジェクトマネジメントに関するノウハウや手法について体系的に学べるPMBOKのおすすめ本を紹介してきましたが気になる書籍は見つかったでしょうか?
どの書籍もわかりやすくPMBOKについて解説されているので、自分に合っていると思ったものを手にとって学習を始めてみてください。
本記事がこれからPMBOKの学習を始められる方の一助になれたのなら幸いです。

