チーム開発をする際に不可欠なGit&GitHub。プログラミングができてもGitの使い方が分からないのでは現場で困ってしまいます。
それを踏まえ本記事では、これからGitの学習をはじめる初心者の方向けにおすすめのGit&GitHub本を7冊ご紹介いたします。
目次
Gitとは?GitHubとの違い
「Git」とは分散型バージョン管理システムを指し、Gitを利用することで「いつ誰がどのソースコードを変更したか」を管理することができます。
一方「GitHub」は上記Gitの仕組みを利用したWebサービスの名称を指し、自分のプログラムを保存したり世界中に公開することができます。
- Gitは分散型バージョン管理システム。
- GitHubはGitの仕組みを利用したWebサービスの名称。
【2023年版】Git&GitHubのおすすめ本7選
前章でGitとGitHubが何かは理解できたかと思うので、本章ではそれらを学ぶのにおすすめの本を7冊ご紹介したいと思います。
おすすめ本①GitHub実践入門
1冊目のおすすめ本は『GitHub実践入門』となります。
GitHubの実践的な使い方を実際に手を動かす形で解説する書籍です。出典:Amazon
少し古い本ですが内容は色褪せることなく今でも定番のGit入門書として愛されています。基本的なGitやGitHubの使い方を実際に手を動かしながら学ぶことができるので、初心者の方でも理解しやすいでしょう。
また、初心者に限らず中級者以上の方でも参考になる内容なのでこの一冊さえマスターしておけばしばらくはGit関連で困ることはないはずです。
とりあえず迷ったら『GitHub実践入門』を買って読めば問題ないかと思います。
おすすめ本②Gitがおもしろいほどわかる基本の使い方33
2冊目のおすすめ本は『Gitがおもしろいほどわかる基本の使い方33』となります。
本書の特長は、Gitの広範な機能のうち「これだけは押さえておきたい基本」に絞り込んで解説している点。前半では、GitおよびSourcetreeのインストールから、リポジトリの作成方法、コミット、プッシュとプルといった基本的な使い方をマスターします。後半では、Gitを活用すると便利な状況にフォーカスしながら、GitとSourcetreeの実践的な活用法を紹介しています。出典:Amazon
当書ではGitのコマンド操作のみならずGUIツールのSourceTreeを使った方法についても解説されているのでより初心者向けの本かと思います。
とにかく手っ取り早く現場で使えるGitのスキルを身につけたいという初心者向けです。
おすすめ本③独習Git
3冊目のおすすめ本は『独習Git』です。
本書を読むことでGitの基礎が身につくのはもちろんさまざまな使いこなしプロジェクトへの適用方法、開発支援サービスの利用についての知識が得られます。出典:Amazon
こちらも開発現場では定番のGit入門書で、今回紹介する本の中では最もカバーしている範囲が広く応用技術まで解説されています。Gitについて深く知っておきたいという初心者の方が手に取るのに最適な一冊です。
おすすめ本④サルでもわかるGit入門
4冊目のおすすめ本は『サルでもわかるGit入門』となります。
本書は、コレまでにGitを触ったことが無い方。もしくは一度勉強しようと思ったが、どうも手につかず普段はGitを利用していない。というような方々に向けたGitの操作を一から学べる内容となっています。出典:Amazon
当書はGit学習サイト”サルでもわかるGit入門”を書籍化したものになります。「サルでもわかる」と謳っているだけあり、解説が非常にわかりやすく丁寧です。

なお、サルでもわかるGit入門については上の記事でも紹介しているので興味のある方は同時にチェックしてみてください。
おすすめ本⑤わかばちゃんと学ぶGit使い方入門
5冊目のおすすめ本は『わかばちゃんと学ぶGit使い方入門』となります。
Gitの概念はもちろん、GitHubについても丁寧に解説しています。これからGitを使い始める人にオススメの1冊です。本書ではクリック操作でGitを使えるSourceTreeを中心に解説しているので、初心者でも安心です。出典:Amazon
当書はこれまで紹介した入門書の中で唯一の漫画を交えたGit&GitHub解説本になります。
普段から本を読む慣れていないという方は一度覗いてみると良いかもしれません。当書を読めば、Git&GitHubについて無理なく楽しく学習していけることでしょう。
おすすめ本⑥いちばんやさしいGit&GitHubの教本
6冊目のおすすめ本は『いちばんやさしいGit&GitHubの教本』になります。
実際のワークフローをイメージしながら実践的なGit/GitHubの使い方が身につく「いちばんやさしい」入門書です。出典:Amazon
前半パートでGitの基本的な使い方、後半パートで実践的なワークフローに沿ってGitHubを利用してチーム開発していくためのノウハウについてわかりやすく解説されております。
また概念や操作方法のみならず、「なぜそうするのか」まで踏み込んで解説されているので腹落ちしやすい内容と言えるでしょう。
おすすめ本⑦はじめてでもできるGitとGitHubの教科書
7冊目のおすすめ本は『はじめてでもできるGitとGitHubの教科書』となります。
Git入門の決定版!バージョン管理システムであるGitとそれを最大限に活用するためのプラットフォームであるGithubの使い方を、ハンズオンで丁寧に解説。SourceTreeを使った視覚的な操作から、コマンドラインを使ったスムーズな利用まですべてを網羅。出典:Amazon
当書ではGitとGitHubの使い方はもちろん、GUIでGit操作が可能なSourcetreeの使い方についても解説されているため、開発現場で役立つ実践的なスキルが身に付くはずです。
なお、Sourcetreeの使い方は以下の記事で詳しく解説しているので気になる方は合わせて確認してみてください。

4万円払えばスクールでみっちりGit&GitHubのスキルを磨ける

これまで紹介してきたGit&GitHubの入門書で独学するのは少し面倒だと感じた人はスクールに通ってしまうのも一つの選択肢だと思います。
TechAcademyで「GitHubトレーニング」というコースが用意されているので、独学に不安を覚える方はこちらもおすすめです。
2週間でGit/GitHubを理解開発の現場において必須のバージョン管理スキルを身につけよう!出典:TechAcademy
2週間でGitとGitHubのスキルを磨ける上に学生は4万円(社会人は5万円)で受講できるので比較的お財布に優しいと言えるでしょう。
気になる方はTechAcademyの無料体験にまずは申し込んでみると良いかと思います。
【2023年版】Git&GitHubのおすすめ本|まとめ

開発現場で必要不可欠なGitとGitHubのスキル。本記事で紹介した本はどれも良書なので気になった一冊を手に取り学習を始めましょう。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。本記事がこれからGit&GitHubの学習を始める方のお役に立てたのなら幸いです。当ブログでは他にも開発に役立つ記事を公開しているので併せて確認してみてください。



