よくある悩みですが、ノーコードを活用することで誰でも簡単にアプリ開発ができるようになるため上記の課題はクリアになるはずです。
本記事では、そんなノーコードの学習におすすめの本を厳選して3冊紹介いたします。
目次
【初心者向け】ノーコードのおすすめ本3選
おすすめ本①ノーコードシフト
1冊目のおすすめ本は『ノーコードシフト プログラミングを使わない開発へ』です。
消費行動が大きく変わるなか、DX(デジタルトランスフォーメーション)の巧拙が企業の明暗を分ける、といった発言を目にします。一方でエンジニア不足が深刻化している、とも言われています。そこで注目されているのが、コードを書かずに開発を行うノーコード、ローコードと呼ばれる開発方法です。この最新のキーワードであるノーコードについて、どのようなものなのか、本書一冊で理解できます。出典:Amazon
結論、『ノーコードシフト』はノーコードの潮流を知るのに最適な書籍かと思います。
当書では、ノーコードの歴史と未来、活用・導入事例、ツールの種類と選定基準、学習方法など幅広いトピックについて解説されております。
「ノーコード」というキーワードに興味のある方は当書を手に取り読んでみましょう。
おすすめ本②基礎から学ぶノーコード開発
2冊目のおすすめ本は『基礎から学ぶノーコード開発』になります。
本書では、近年、注目をあつめるNoCode(ノーコード)による開発について、NoCodeの基礎知識から主要なツールの使い方まで丁寧に解説しています。出典:Amazon
当書では、ノーコード全般に必要な基礎知識から人気のノーコード開発ツールの使い方について解説されてます。書籍で扱っているツールは「Glide」「Adalo」「Bubble」です。
これらの中でもBubbleは自由度が高く高度なアプリを開発することができます。
なお、ノーコード開発ツール「Bubble」については上の記事で詳しく解説しているので併せて確認してみてください(^^)
話を戻すと『基礎から学ぶノーコード開発』は代表的なノーコード開発ツールの概要を押さえるのに適しているため、「実際にツールを使ってノーコードの威力を体感してみたい」という方におすすめの書籍と言えるでしょう。
おすすめ本③ノーコード開発ツール超入門
3冊目のおすすめ本は『ノーコード開発ツール超入門』になります。
プログラミング言語を使わずアプリなどを開発する「ノーコード」ツールを紹介する書籍です。出典:Amazon
当書では、以下のノーコード開発ツールそれぞれに対してサンプルアプリの作成方法が解説されております。おそらく書籍を読み終える頃には各ツールで簡単なアプリを作れるようになっていることでしょう。
これらのノーコード開発ツールに興味がある方におすすめの書籍です。とはいえ、内容としては導入部分に過ぎないので、公式ドキュメントを読めば済む内容ではあります。
【番外編】ノーコードに関するよくある質問
本章では番外編として、ノーコードに関する「よくある質問」に対してノーコードを扱う立場として回答していきたいと思います。
ノーコードを使ってどういったアプリを開発できるのか?
ノーコード開発ツールによってどんなアプリが開発できるかは異なりますが、汎用性が高く高度なアプリが開発できるBubbleを例にとると、金融系のアプリや多くのユーザーを抱えるマッチングアプリも開発・運用することができます。
上の記事ではBubbleの開発事例について詳細に解説しているので、気になる方は併せて読んでいただけると幸いです(^^)
ノーコードでできないことは?デメリットについて知りたい
メリットが強調されがちなノーコード開発ツールですが、もちろんデメリットも存在します。ノーコード開発ツールでできないことの代表例は以下の3つと言えるでしょう。
- 複雑な要件を持つアプリ開発
- 実行速度が求められるアプリ開発
- 大規模開発
各項目については以下の記事で詳細に解説しているので併せて確認してみてください。
逆にいえば、上記の限界に該当しないWebアプリ開発であれば、例えばBubbleであれば対応可能ということです。体感だとほとんどのケースにおいてBubbleにて対応すること可能かと思います。(個人が行うスモールビジネスであれば尚更そう思います)
ノーコードの将来性は?プログラマーは不要になる?
結論、ノーコードの将来性は明るいでしょう。
将来が明るい理由としては、今後も変わらないであろうシステム開発需要に対してノーコードは以下のような優位性を持つからです。
- プログラミングなしで開発できる
- 短期間で開発できる
- 開発費用を抑えられる
また、業界の市場規模は31%の年間平均成長率で成長し、2030年までに1,870億ドル規模の市場になることが予想されております。
なお、プログラマー不要説についても結論、能力の低いプログラマーが淘汰されるのみで、今後も優秀なプログラマーへの需要は減らない/なくならないかと個人的には思います。
※ノーコードの将来性とプログラマー不要論については以下の記事で詳しく解説しているので、併せて確認してみてください。
ノーコードってセキュリティ的に大丈夫なの?
ノーコード開発ツールはセキュリティ的に大丈夫かと心配される方もいることでしょう。
以下、ノーコード開発ツールの代表的な存在とも言えるBubbleを前提にしておりますが、結論、ノーコードのセキュリティは弱くありません。むしろ強いと言えるレベルです。
Security is always top-of-mind as we further build and improve the Bubble platform. All Bubble apps benefit from the security investments we have made. 出典:https://bubble.io/security
Bubbleのセキュリティの専用ページには上記の通り、セキュリティの重要性を説いており積極投資していることがわかるでしょう。
同ページにはBubbleでは以下6つのセキュリティ対策が施されていると記載があります。
- Bubbleは、SOC2、CSA、ISO27001などの認定に準拠しているAWS上に構築されている
- 自動化されたコードテスト、(OWASP Top10を含む)脆弱性テスト、および継続的な監視テクノロジを使用している
- Bubbleアプリは、いつでも自分のデータのポイントインタイムデータリカバリにアクセスすることができる
- Bubbleアプリにはログが付属しているため、アプリがバックグラウンドで行ったことを確認できる
- AWS RDSのAES-256暗号化を使用して、保管中のデータを暗号化している
- アプリのデータは、ユーザー定義のプライバシー ルールによってアプリケーション レベルで保護される
以上から、Bubbleのセキュリティは強く、尚且つ今後もセキュリティ対策に向けた投資が行われていくことが期待できます(^^)
なお、Bubbleのセキュリティに対する懸念と5つの対策については上の記事で解説しているので併せて確認してみてください。
ノーコードのおすすめ本|まとめ
ここまでノーコードのおすすめ本とノーコードに関するよくある質問についてお伝えしてきました。本記事で紹介した書籍を手に取り、実際にノーコードの世界に足を踏み入れてみてください。あなたの今後の人生を豊かにする武器となることでしょう(^^)
当ブログでは他にもノーコードについて解説した記事をたくさん公開しているので、他の記事も是非覗いてみてください。