このように思われている方向けに本記事ではアプリ開発向けのノーコードツールの中でも特に人気の高い「Bubble」「Adalo」「Glide」について解説していきたいと思います。
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目次
【秒でわかる】Bubbleとは?
Bubbleとは、ソースコードを記述することなくWebアプリ開発ができるサービスです。
従来のプログラミング開発のようなコーディングは不要で、ドラッグ&ドロップの直感的な操作だけでWebアプリ開発ができてしまいます。
Bubbleは数あるノーコードツールの中でもトップクラスの利用者数を誇るため、ノーコードツールの代表的な存在とも言えるでしょう。
そんなBubbleは設定の自由度が高く、高度なWebアプリを開発できるのが特徴的です。
なお、Bubbleについては上の記事で詳しく解説しているので、ツールの汎用性に惹かれる方は併せて確認してみてください。
Bubbleのメリット
柔軟なアプリ開発が可能な点が他のノーコードツールと比較した際に特に大きなメリットと言えるでしょう。Bubbleを上手く活用すれば大体のアプリは開発できてしまいます。
Bubbleのデメリット
他のノーコードツールと比べると学習コストが高い点がデメリットと言えるでしょう。汎用性が高い、つまりできることが多い反面習得までの学習量は自ずと多くなると言えます。
Bubbleの料金プラン
Bubbleでは以下4つの料金プランが用意されています。※最新の情報は公式サイトにて。
Free | Personal | Professinal | Production | |
テスト開発 | ||||
本番リリース | ー | |||
カスタムドメイン | ー | |||
API連携 | ー | |||
バックアップ期間 | ー | 7日間 | 30日間 | 365日間 |
ログ保存期間 | 30分 | 24時間 | 14日間 | 14日間 |
ストレージ容量 | 0.5GB | 10GB | 20GB | 50GB |
サポート | コミュニティ | Eメール | Eメール | Eメール |
月額料金 | 無料 | $25(年契約) $29(月契約) | $115(年契約) $129(月契約) | $475(年契約) $529(月契約) |
お試しでBubbleを利用するなら無料プランで十分でしょう。また、Bubbleのストレージ容量は少し寂しい感じもしますが、プラグインなどを利用すれば簡単に拡張可能です。
上の記事ではBoxプラグインを用いてBubbleのストレージ容量を拡張する方法について解説しているので、気になる方は併せて記事を確認してみることをおすすめいたします(^^)
Bubbleの開発事例
Bubbleの開発事例については上の記事で紹介しております。Bubbleを利用すれば相当複雑な要件を持つアプリ以外なら開発できてしまうのがお分かりいただけると思います(^^)
- 汎用性の高さが魅力的なノーコードツール
- できることが多い反面、学習コストは高い
【秒でわかる】Adaloとは?
Adaloは、ソースコードを記述することなくネイティブアプリ開発ができるサービスです。
従来のプログラミング開発のようなコーディングは不要で、テンプレートを選びパーツを組み合わせていくだけでネイティブアプリを簡単に開発することができてしまいます。
Adaloは数あるノーコードツールの中でも人気が高く、ネイティブアプリ開発に興味のある人にとっては最適な選択となると言えるでしょう。
なお、Adaloについては上の記事で詳しく解説しているので、ネイティブアプリ開発に興味のある方は併せて確認してみてください。
Adaloのメリット
中でも特にテンプレートの種類が豊富で簡単にデザイン性の優れたネイティブアプリを開発できる点がAdaloの強みと言えるでしょう。
Adaloのデメリット
テンプレートの種類が豊富ゆえデザイン性の優れたアプリを簡単に構築できる一方で、細かい設定の変更はできないので、機能は絞られますしデザインも他のアプリと似通ってものとなってしまう点がAdaloのデメリットと言えるでしょう。
Adaloの料金プラン
Adaloでは以下5つの料金プランが用意されています。※最新の情報は公式サイトにて。
プラン | Free | Starter | Professional | Team | Business |
料金/月 | $0 | $45 | $65 | $200 | $250 |
アプリ公開数 | × | 1 | 2 | 5 | 10 |
App Action | 1,000件 | 10,000件 | 30,000件 | 100,000件 | 1,000,000件 |
編集者数 | 1 | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
お試しでAdaloを利用するなら無料プランで十分でしょう。プロトタイプ開発には良いと思いますが、多くのユーザーを抱えるアプリだと厳しいないし割高となってしまいます。
スモールスタートでとりあえずアイデアを形にしたいという場合は上記の料金プランを参考にしてAdaloの学習に着手するのが良いかと思います。
Adaloの開発事例
Adaloの開発事例については上の記事で紹介しております。Adaloを利用すればデザイン性の優れたアプリを短期間で開発することができる点がお分かりいただけると思います(^^)
- ネイティブアプリ開発に特化
- テンプレートの種類が豊富
- 自由度が比較的低い
【秒でわかる】Glideとは?
Glideは、アメリカ発のアプリケーション開発用ノーコードツールの一つになります。
データベースをスプレッドシートで管理することができるので、プログラミング未経験者でも扱いやすいのが特徴的と言えるでしょう。
なお、Glideについては上の記事で詳しく解説しているので、爆速アプリ開発に興味のある方は併せて確認してみてください。
Glideのメリット
特にデータベースをスプレッドシートで管理できることから学習コストが低く済むという点がGlideの大きなメリットと言えるでしょう。
Glideのデメリット
一方でGlideはデザインやデータのカスタマイズ性に乏しいので、定型的なアプリの開発以上のことは行うことができません。
Glideの料金プラン
Glideでは以下5つの料金プランが用意されています。※最新の情報は公式サイトにて。
Free | Starter | Pro | Business | Enterprise | |
月額料金 | $0 | $25 | $99 | $249 | $799 |
アプリとページ | 最大3 | 最大5 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
編集者 | 2 | 5 | 10 | 25 | カスタム |
一般ユーザー | 100 | 1,000 | 5,000 | 10,000 | カスタム |
プロジェクトあたりデータ行数 | 500 | 5,000 | 25,000 | 25,000 | 100,000 |
ファイルストレージ | 200MB | 5GB | 50GB | 1TB | カスタム |
お試しでGlideを利用するなら無料プランで十分でしょう。プロトタイプ開発には良いと思いますが、多くのユーザーを抱えるアプリだと厳しいないし割高となってしまいます。
スモールスタートでとりあえずアイデアを形にしたいという場合は上記の料金プランを参考にしてGlideの学習に着手するのが良いかと思います。
Glideの開発事例
Mei-Meiは、明治大学生向けの情報共有アプリです。企画から約2週間でリリースし、月16万PVを達成しているとのことです。
詳しくはこちらの記事で紹介されているので気になる方は併せて確認してみてください。
いなぎお弁当マップは、東京都稲城市周辺のテイクアウトをおこなっている飲食店をまとめたアプリで、なんとGlideを使って1日で開発されたとのことです。
「いなぎお弁当マップ」#稲城お弁当プロジェクト の にしわき ともこ さんがゲストです。Glideを使って、1日でアプリを開発し、なんと約1か月で約4600人のユーザーの人が集まりました。出典:TECH PLAY
約4600人のユーザーに使われるアプリを1日で開発できるGlideには夢がありますね。
- データベースをスプレッドシートで管理できる
- 爆速でアプリを開発できる
- 自由度がかなり低い
BubbleとAdaloとGlide、おすすめのノーコードツールは?|まとめ
ここまでノーコードツールの中でも特に人気の高い「Bubble」「Adalo」「Glide」について解説してきました。本記事のまとめとしてツールの判断基準を以下に記しておきます。
- 迷ったらBubble!!!ほとんどのケースはBubbleでカバーできる一方、学習コストは3つの中では群を抜いて高い。
- ネイティブアプリを開発したいならAdalo。とはいえ、サービスの成長に耐え切れるか微妙なので最終的にはFlutterなどで開発することになると思う。
- お試しでノーコードツールを利用する場合やMVPと完全に割り切って爆速で要件の少ないアプリを開発するならGlide。
あくまで個人的な見解であることを念頭に入れた上で、ノーコードツール選定時の判断材料にしていただければと思います。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。当ブログでは他にもノーコードについて解説した記事が沢山あるので気になるトピックがないか確認いただけると幸いです。
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