Pythonを使ってWebアプリを開発したいという人は数多くいますが、その学習手順を知らない人もまた数多く存在することでしょう。
そこで本記事では、PythonでWebアプリ開発を行うまでの学習手順をお伝えします。
- PythonでWebアプリ開発を行いたいが学習手順がわからない方
- プログラミング未経験でPythonからWebの世界に入りたい方
- 将来はエンジニアになりたいと考えているる学生や社会人の方
具体的な学習手順は以下の通りです。私自身、下記の学習手順でPythonを使ったWebアプリ開発ができるようになったので、ある程度信頼性は担保できるかと思います。
- Pythonの基本文法を押さえる
- Webの仕組みを理解する
- 簡単なSQL操作に慣れる
- DjangoでWebアプリを開発する
目次
PythonでWebアプリ開発①Pythonの基本文法を押さえる
どのプログラミング言語を学ぶにしろ避けては通れないのが基本文法の習得です。
Pythonの基本文法は他のプログラミング言語と比べて理解しやすい構造なので、このステップはサクッと終わらせましょう。
Pythonの学習方法は大きく分けて以下の2つ。
- Pythonについてサイトで学習する
- Pythonについて本で学習する
Python学習におすすめのサイト
Pythonの基本をざっくり理解するのにおすすめの学習サイトはProgateになります。
有名なサービスなので聞いたことがあるという方も多いかと思いますが、それだけ良質なサービスということです。
Pythonコースは１〜５まであり、早ければ1日で学習し終わるくらいのボリューム感。
この段階ではあまり時間をかけず、ある程度理解しつつ先に進んでしまいましょう。
他の学習サイトと比較した上で選択したいという方は以下の記事でPythonの学習におすすめの学習サイトを紹介しているので、併せて確認してみてください。
Python学習におすすめの本
学習サイトを使うのも良いですがPythonをより体系的に学べるのはやはり書籍でしょう。
時間をある程度かけてじっくりとPythonの基本文法を覚えてから先に進みたいという方はサイトではなく本での学習をおすすめします。
上の記事ではPython学習におすすめの入門書をピックアップしているので、気になった本があったら実際に手に取って読んでみましょう。
まずはPythonの基本文法を押さえよう。学習サイトならProgateがおすすめ。本は自分に合ったものを手に取ろう。
PythonでWebアプリ開発②Webの仕組みを理解する
前章を終えた段階でPythonのお作法（基本文法）は身につきますが、実はWebそれ自体の仕組みを知らなければPythonを使ったWebアプリを開発することはできません。
それを踏まえ本章ではWebの仕組みを理解するための学習ステップを紹介していきます。
最低限HTML&CSSは押さえよう
HTML&CSSとは簡単に言ってしまえば”Webページの見た目を作るための言語”です。
先ほど紹介したProgateでHTML＆CSSについても学ぶことができるので、Pythonと一緒に学習を進めておきましょう。
HTML&CSSについて書籍で学習したいという方は上の記事を参考にしてみてください。
Webの仕組みを本で理解しよう
Webの仕組みを理解するにはサイトでの学習ではなく、本を一冊手に取り理解するのが最も手っ取り早い手段かと思います。
上の記事で紹介している本はどれも良書なので好みのものを選んで読んでみてください。
最低限HTML&CSSは押さえておく！Webの仕組みを理解するには本を一冊読んでしまうのが効率的。
PythonでWebアプリ開発③簡単なSQL操作に慣れる
SQLとは”データベースに蓄積したデータを操作したり定義するための言語”です。
Pythonを使ったWebアプリを開発するのであれば、データベースにアクセスするためのSQLについても学んでおくべきでしょう。
なお、上の記事でSQLの学習におすすめの入門書を紹介しているので、これからSQLの学習を進める方は参考にしてみてください。
PythonでWebアプリ開発を行う際はデータベースの知識も必要になってくるので 、基本はしっかり押さえておこう。
PythonでWebアプリ開発④DjangoでWebアプリを開発する
ここまで学んだ内容でもPythonを使ったWebアプリを開発することは可能ですが、一から処理を書いていくのはあまりに非効率です。
そこで学ぶべきなのがWebフレームワーク（Pythonの場合Djangoがそれにあたる）
Djangoの主な学習方法は以下の2つ。
- Djangoについてサイトで学習
- Djangoについて書籍で学習
Django学習におすすめのサイト
Django学習におすすめのサイトはPyQ
。
ライトプランで2,980円/月・スタンダードプランで7,980円/月ですが、独学でやっていける人なら圧倒的にコスパが良いです。
独学で本格的に学びたいと考えていらっしゃる方は「PyQ」に登録してみましょう。
なお、DjangoでWebアプリ開発を行うまでの最低限の手順については上の記事でまとめているのでこちらもチェックしていただける嬉しいです。
Django学習におすすめの本
Djangoについて体系的に学びつつ、マイペースに学習を進めていきたいという方には本を読みつつの開発がおすすめです。
上の記事ではDjango学習におすすめの入門書を紹介しているので、本で学習したいという方はこちらもチェックしてみてください。
Django学習におすすめのサイトはPyQ。書籍を読みつつマイペースに学習を進めていくのもアリ。
PythonでWebアプリを開発できるようになったら？
前章までの学習でPythonを使ったWebアプリ開発ができるようになった人はその先どのように学習を進めていけば良いのか？
個人的には以下の2ルートがおすすめです。
- プログラミングスクールに通う
- Djangoで個人開発に挑戦する
プログラミングスクールに通う
Python（Django）でWebアプリ開発ができるようになった段階でプログラミングスクールに通うのは効率の面からもおすすめ。
というのも、個人に合ったカリキュラムを提供しているスクールが多く、相談したいと思うことが多くなるものこの段階だからです。
- 前章までの内容をカバーするのは面倒だと感じた方
- Pythonエンジニアとして就転職したいと考えている方
- 効率的にPythonのスキルを伸ばしていきたいという方
上記どれかに該当する方はプログラミングスクールに通ってみるのが良いかと思います。
上の記事ではPythonの学習におすすめの良質なプログラミングスクールをまとめているので是非参考になさってください。
Djangoで個人開発に挑戦する
Python（Django）でWebアプリ開発ができるようになった・・・のなら自力で調べつつ開発してしまうのが実は最も効率的だったりします。
- ある程度自走できる自身のある方
- 作りたいものが明確にあるという方
上記どちらかに該当する方は個人開発をしながらPython（Django）のスキルを伸ばしていくのがおすすめのルートです。
Python(Django)でWebアプリを開発できるようになったらプログラミングスクールに通うも個人開発に挑戦するも良し。
PythonでWebアプリ開発【まとめ】
- まずはPythonの基本を押さえる。
- 次にWebの仕組みを理解。最低限HTML&CSSは身につけておく。
- 簡単なSQLはしっかり押さえる。
- PythonのフレームワークであるDjangoを使ってWebアプリを開発してみる。
- PythonでWebアプリ開発ができるようになったら、プログラミングスクールに通うも良いし、個人開発を行うのも良い選択肢。
本記事がPythonでWebアプリ開発を行いたいという方のお役に立てたのなら幸いです。
なお、当ブログでは他にもPythonに関する記事を公開しているため、気になるトピックがないか確認してみてください(^^)
