Webエンジニアを目指す初学者の多くの方が最初に学ぶプログラミング言語としてJavaScriptを選択されることかと思います。
しかし、経験が少ない内は以下のように思われることが多いのではないでしょうか?
幸いなことにJavaScriptの学習リソースは豊富に出回っている一方で、豊富がゆえにリソースの選択が難しい状況となっております。
そこで本記事ではJavaScriptについて学習するのにおすすめのリソースをサイト・書籍・スクールと項目ごとにご紹介していきたいと思います。
目次
学習方法① JavaScriptについて学習サイトで学ぶ場合

有名なプログラミング学習サービスなのでご存知の方も多いかと思いますが、まずはProgateという学習サイトを使うのがおすすめです。
ProgateではJavaScriptのレッスンが豊富に取り揃えられており、実際に手を動かしながら学習を進めていくことができます。

なお、Progateの評判について気になる方は上の記事を参考にしてみてください。
また、Progateと並行で通勤通学時間にドットインストールを活用するのもおすすめです。
ドットインストールは3分動画でマスターする初心者向けのプログラミング学習サイトで、短時間で効率よくJavaScriptについて学ぶことができます。

なおドットインストールの評判について気になる方は上の記事を参考にしてみてください。
- 学習サイトならProgateがおすすめ。
- 並行してドットインストールも活用することで学習効率が上がる。
学習方法② JavaScriptについて書籍で学ぶ場合

学習サイトを使って学ぶのに比べ、書籍での学習は体系的にJavaScriptについて学びやすいという明確なメリットがあります。
個人的におすすめしたい書籍は『確かな力が身につくJavaScript「超」入門』。
JavaScriptをこれから始める人にも、前に挫折したことのある人にも。手を動かしてサンプルをひとつずつ作っていくことで、知識だけでなく、現場で活きる、応用・実践につながる基礎力が「この一冊で」身につきます。出典:Amazon
当書は実践的かつ面白いサンプルを作成しながらJavaScriptの基本を学べる本です。
また、初学者がつまずきやすいポイントについて丁寧に解説されているので、JavaScriptの入門書として最適な一冊かと思います。
※ただし、JavaScriptの学習全般に言えることですがHTMLとCSSの基本的な知識を事前に身につけておく必要はあるでしょう。

こちらの記事でHTMLとCSSの学習方法については解説しているので、知識に不安のある方は先にこちらをチェックしてみてください。
書籍での学習なら体系的にJavaScriptのスキルを身につけることができる。
学習方法③ JavaScriptについてプログラミングスクールで学ぶ場合

学習サイト・書籍とは別にプログラミングスクールに通ってしまうの方法も挙げられます。
ただ、個人的にはあまりおすすめしません。
というのも、JavaScriptの基礎なら前章までで紹介した方法でも十分なレベルまで学ぶことができますしリソースのクオリティも高いからです。
ただし、例外的に以下どちらの項目にも該当する場合はプログラミングスクールに通ってしまうのも正直アリかと思います。
- 多少のお金を払ってでも最短最速でJavaScriptのスキルを習得したい。
- 絶対に挫折したくないからすぐに質問できる環境に身を置きたい。
以下の記事でJavaScriptについて学べる良質なプログラミングスクールを紹介しているので気になる方はこちらもチェックしてみてください。

また、質問する環境が欲しいという場合はteratailというプログラミングに特化したQ&Aサイトの活用もおすすめです。
以下の記事でteratailについて触れているのでこちらもチェックしてみてください。

おまけ:JavaScriptの基礎を学んだ後の学習は?

前章までの学習でJavaScriptの基礎はすぐに身につけることができるはずです。
本章では”おまけ”としてJavaScriptの基礎を学び終えた方向けに、今後の学習ルートをいくつか提示させていただきます。
- Web制作に特化する場合
- Webアプリ開発に興味がある場合
Web制作に特化するなら
JavaScriptを用いれば動的なWebサイトを構築できるのですが、素のソースコードを書いていては効率がよろしくありません。
そこで学習すべきなのがJavaScriptのライブラリである”jQuery”です。
jQueryを用いれば、リッチなUIを少ないコード量で容易に実装することができます。

なお、Web制作スキルを伸ばしたい方でjQueryに興味がある場合は上の記事でjQueryの良書を紹介しているので、合わせてこちらもチェックしてみてください。
Webアプリ開発に興味があるなら
Webアプリとは、ブラウザ上で利用できるアプリのことでTwitterやYouTubeなどを想像してもらえれば良いかと思います。
Webアプリを開発するのであれば、JavaScriptの基礎を押さえた後にRubyやPythonなどについて学習するのがおすすめです。

RubyとPythonどちらの言語を選べばいいか悩まれている方は上の記事が参考になるかと思うので是非チェックしてみてください。


また、それぞれの言語でWebアプリ開発を行うまでの流れを上の記事で紹介しているのでWebアプリ開発に興味のある方はこちらも同時にチェックしてみてください。
どちらにせよWeb自体の知識は必要
前節まででWeb制作、Webアプリ開発2パターンの学習ルートを紹介しましたが、どちらにも共通して言えるのがWeb自体の知識は有しておいた方がいいということです。
結構おざなりにされる方が多いですがWeb自体の仕組みをしっかり理解しておかないと後の学習で躓くことになります。
本書のテーマは,Webサービスの実践的な設計です。まずHTTPやURI,HTMLなどの仕様を歴史や設計思想を織り交ぜて解説します。そしてWebサービスにおける設計課題,たとえば望ましいURI,HTTPメソッドの使い分け,クライアントとサーバの役割分担,設計プロセスなどについて,現時点のベストプラクティスを紹介します。出典:Amazon
当書の内容を理解しておけば基本的には問題ないので、Webエンジニア志望の方はとりあえず手にとって読んでみることを強くおすすめします。
JavaScriptの学習方法【まとめ】

ここまでJavaScriptの学習方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
以下、本記事のまとめになります。
- 学習サイトならProgateとドットインストールがおすすめ。
- 書籍なら『確かな力が身につくJavaScript「超」入門』がおすすめ。
- JavaScriptの基礎を学ぶのにわざわざプログラミングスクールに通う必要はあまりない。
本記事がこれからJavaScriptの学習を始められる方のお役に立てたのなら幸いです!
