「プログラミング言語であるPythonを使ってできることって一体何があるの?」このように思われている方も数多くいるでしょう。
Pythonを使ってできることを理解してからの方が学習のモチベーションが続くはずなので、これからPythonを学習しようと考えている方は是非最後まで記事をご覧ください。
目次
Pythonを使ってできること6選
Pythonを使って「できること」を大別すると以下の6つが挙げられるでしょう。
- Webアプリケーション開発
- 人工知能(AI)開発
- Webスクレイピング
- データ処理・分析
- 業務効率化・自動化
- デスクトップアプリの開発
Pythonを使ってできること①Webアプリケーション開発
Webアプリ開発というとPHPやRubyを想像される方が多いかと思いますが、実はPythonでもWebアプリ開発を行うことができます。
※Pythonを使った有名なWebアプリにはInstagramやYoutube、Dropboxが存在する。
Pythonは文法が容易ですし、DjangoやFlaskというフレームワークを用いれば初心者の方でも簡単にWebアプリを開発できます。
PythonによるWebアプリ開発に興味がある方は上の記事でFlaskとDjangoどちらのフレームワークの学習をすれば良いか解説しているため合わせて確認してみてください。
また、上の記事ではPythonを使ったWebアプリ開発ができるようになるまでの学習手順を初学者の方向けにまとめているので興味のある方は是非一読してみてください。
Pythonを使ってできること②人工知能(AI)開発
Pythonを使えばAIだって開発できます。
これはAI開発に役立つNumpyやPandasなどの機械学習関連のライブラリがPythonには豊富に用意されているからです。
現在は第3次AIブームの真っ最中で、GoogleがAIの開発に多額の投資をしていることからもしばらくこのAIブームの流れは続くと思われます。
またとないこの機会に人工知能(AI)についての学習を始めてみてはいかがでしょうか?
Pythonを使ってできること③Webスクレイピング
Webスクレイピングとは、Webページの情報を自動で取得する技術のことです。
この技術により自分の必要とする情報を自動で収集できるようになるため、日々の業務の効率化を期待することができます。
Webスクレイピングは大変便利な技術なので、身につけておいて損はないはずです。
特にWebマーケターの方にはスクレイピングとの親和性から強くおすすめしたいです。
上の記事ではWebスクレイピングを学習する際におすすめの書籍を紹介しております。
Pythonを使ってできること④データ処理・分析
Pythonに用意されたライブラリを用いれば、上で紹介したWebスクレイピングやWebAPIで収集したデータを分析することもできます。
ビッグデータの時代を生き抜く上で必ず役立つスキルなので、データ分析に興味のある方はPythonの学習に力を入れていきましょう。
なお、Pythonによるデータ分析について学習したいという方は上の書籍がおすすめです。
データ分析の考え方から丁寧に解説。データを分析する時に必要な前処理の方法や、データの集まりの見方、データを見やすいグラフにする方法、データの分布の見方、予測の立て方を解説する書籍です。出典:Amazon
初学者向けにわかりやすく解説されているため、Pythonの基本文法について学んだ後にデータ分析に興味のある方は当書を手に取って学習を進めるのが良いかと思います。
Pythonを使ってできること⑤業務効率化・自動化
Pythonを使ってできることの中には日々の(Excelなどの)業務自動化も含まれます。
Pythonを使って自動化できることとして、主に以下のような作業が挙げられるでしょう。
- ファイル操作(コピーや削除など)
- データの圧縮・解凍や暗号化
- csvやjsonなど各種データファイルの読み書き
- Excelによる操作
- メールの送受信
- データの送受信やスクレイピングなどのネットワーク処理
- データベース操作
- グラフやレポートの作成など
ここで挙げた項目もほんの一握りに過ぎないことからPythonによる自動化で様々なことができるのがお分かりいただけるでしょう。
Pythonによる自動化について学ぶ際は「自分はPythonを使って何を自動化したいのか?」を頭に入れつつ学習すると効率的です。
Pythonを使った自動化に興味のある方は上の記事でおすすめの本を紹介しているので、合わせて参考にしてみてください(^^)
Pythonを使ってできること⑥デスクトップアプリ開発
Pythonを使えばデスクトップアプリを開発することもできます。
あなたが普段便利だと思いながら利用しているであろうデスクトップアプリ、Pythonを習得して自分で開発できると思ったらワクワクしませんか?
なお、Pythonによるデスクトップアプリの作り方については上の記事で解説しているため興味のある方は合わせてご参照ください。
- Webアプリケーション開発
- 人工知能(AI)開発
- Webスクレイピング
- データ処理・分析
- 業務効率化・自動化
- デスクトップアプリの開発
できることを把握した後のPython学習ロードマップ
前章まででPythonを使ってできることについては理解できたでしょうか?
Pythonを使ってできることは多岐に渡るため学習手順に悩む方が多いことかと思います。
しかし、大まかな学習手順はさほど変わりません。(以下の学習ロードマップを参照)
Pythonでやりたいことからの逆算
Pythonを使ってあなたがやりたいこと、つまり目的によってどういったライブラリについて学ぶべきかが変わってきます。
ただ現状ではPythonを使ってできることを把握した上で、こんなライブラリについて学習する必要があるんだなと思っていただければ大丈夫です。
まずはPythonの基礎から学習しよう
上の図を見てもらえればわかりますが、何について学ぶにもPythonの基本文法の理解だけは避けて通ることができません。
幸いPythonの文法は初心者の方にも理解しやすいので、学習サイトや書籍を利用してサクッと理解しておきましょう。
学習サイトでPythonの文法を学びたいという方は上の記事を参考にしてみてください。
一方で、書籍で体系的に学びたいという方は上の記事を参考にしてみてください。
Pythonを使ってできること【まとめ】
- Webアプリケーション開発
- 人工知能(AI)開発
- Webスクレイピング
- データ分析
- 業務効率化・自動化
- デスクトップアプリの開発
Pythonを使ってできることとしては主に上記の6分野が存在する。
何をするにせよまずはPythonの基本文法の学習から始めるのが良い。
Pythonを使ってできることが理解できたらやりたいことから逆算して今すぐPythonの基礎学習を始めてみましょう。
当ブログでは他にもPythonに関する記事を公開しているので、気になる記事が他にもないかチェックしてみてください(^^)